「メル・テイラー」の版間の差分

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1962年の加入以来、ザ・ベンチャーズのビートの中核として絶大な人気を誇り、また作曲家、アレンジャーとしても大いに才能を発揮したメル・テイラーに影響を受けた人は数知れず、没後十余年経た今も尚、憧れの存在としてベンチャーズの歴史に名を刻んでいる。
 
==音楽性、機材等==
 
彼のドラムスタイルは前述の様に、ジーン・クルーパの影響が大きい。「キャラバン」のドラムソロで、ベースの弦を叩く"スティック・オン・ベース"を披露するアイデアも、元々ジーン・クルーパがウッドベースの弦を[[ドラムスティック|スティック]]で叩いていた事元に、[[ボブ・ボーグル]]とアイデアを出し合ているた物だと生前のインタビューでボブ共々語っていた。またマーチングドラムを学んでいた事も彼の音楽的素養、ドラムの演奏に多大な影響を与えていたといえる。
1960年代末からドラムセットが[[ツー・バス|2バスドラム]]に代わるが、あまりドコドコと鳴らすことは無く、時折「[[朝日のあたる家]]」で三連譜で鳴らすか、ソロの途中で鳴らす程度である。これはルイ・ベルソンの影響であるとも語っていた。
 
フィルインはあまり無闇に叩く事は無く、多点セットに変わってからもスネアドラムを中心に叩くことが多い。子息である[[リオン・テイラー]]がベンチャーズ加入後に語ったインタビューによると「'''"トゥラッパ"というフィルインが多かった'''」と語っている事からも、スネアドラムでリードギターのメロディを妨げることなく、メリハリを付けるフィルインを多用していた事が伺える。よくコピーバンドでは「'''タカタッタ'''」と叩く人がいるが、メル本人はフラムタップを隠し味程度に入れることによって、「'''トゥララッタ'''」という感じの、歯切れのいいフィルインを入れていたわけである。このあたりはメル・テイラーのスタイルをコピーする要点と言えよう。またリムショット気味にアクセントを加えて叩いているのが特徴でもある。
 
==機材==
 
ドラムは初期は[[グレッチ]]を使用していた。[[バスドラム]]、[[スネアドラム]]、[[トムトム]]、[[フロアタム]]がそれぞれ一つずつ、[[ライド・シンバル]]と[[ハイハット]]のみという、シンプル極まりないセットであった。曲中にシンバルの叩き方を変えて、様々な効果を得ていた事が映像で確認できる。
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