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{{Otheruses|[[北欧神話]]に登場する狼|[[土星の衛星と環|土星の衛星]]の「スコル」|スコル (衛星)|}}
 
'''スコル'''('''スコール'''、'''スコッル'''、'''スケル'''とも)(''Sköll'')は、[[北欧神話]]に登場する[[オオカミ|狼]]である。魔狼[[フェンリル]]と鉄の森の女[[巨人 (伝説の生物)|巨人]]との間の子。その名前は[[古ノルド語]]で「嘲るもの」「高笑い」を意味する。名前の語源によっては、他に「騒音」「まどわし」といった意味もあると考えられている。<ref>V.G.ネッケル--ほか編 『エッダ 古代北欧歌謡集』[[谷口幸男]]訳、[[新潮社]]、初版1973年、61頁。</ref>
 
常に[[太陽]]([[ソール (北欧神話)|ソール]])を追いかけており、[[日蝕]]はこの狼が太陽を捕らえた為に生じると考えられた。[[ラグナロク]]の際には、太陽に追いつき、これを飲み込むとされている。通常、この様に太陽を飲み込んだ場合、地上の人々は鍋を叩いて吐き出させたという。狼の姿をした巨人とも考えられる。日食や月食が生じるのは天空の怪物の仕業だとする説話は世界各地にあり、北欧~ゲルマン地域ではそう言った『天災』の象徴に『狼』が使われる事がしばしばある。
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== 註 ==
{{脚注ヘルプ}}
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<div class="references-small"><references/></div>
 
== 備考 ==