「エウダモス (太守)」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
8行目:
[[ガビエネの戦い]]でエウダモスは騎兵200騎を率いて左翼を占めた。エウメネス軍中央と右翼はアンティゴノス軍を押していたが、それによって左翼との間に隙間が生じ、その切れ目からエウダモス隊はアンティゴノスの騎兵部隊の攻撃を受け、大損害を受けて敗走した。
 
戦いの後、エウメネスを妬んでいたエウダモスは[[アンティゲネス]]や[[テウタモス]]らのエウメネスに対する陰謀に加わり、エウメネスをアンティゴノスに引き渡して降伏した。しかし、アンティゴノスはエウダモス等を処刑した。[[シケリアのディオドロス]]は次のように伝えている。「思いがけずエウメネスと彼(アンティゴノス)に対立していた全軍を手中に収めた今、アンティゴノスは[[銀楯隊]]の指揮官のアンティゲネスを捕え、穴に落として生きたまま焼き殺した。彼はインドから象をつれてきたエウダモス、ケルバノス、彼にいつも敵対していた同じような他の幾人かを殺した」(『歴史叢書』, XIX, 44)。
 
== 参考文献および外部リンク ==