「フルキャスト (人材派遣会社)」の版間の差分

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[[2009年]]以降、スポット事業部管轄の一部支店においては、'''「携帯電話(プリペイドを除く)」の所有'''あるいは、'''「web利用可能な携帯電話」の所有'''を登録条件に設定しているところがみられる。これは、一部支店での登録説明会の際に、登録者サイトへの登録の一部に[[QRコード]]を携帯電話のカメラでスキャンさせて登録する形(不可能な端末の場合は、空メール送信により、返信メールからQRコードを読み込んだ際のサイトと同じリンク先に接続可能となる)を取り入れたことや、後述の、電話連絡による業務確定を[[web]]化(これを行う会員専用サイト自体は、パソコン用のものがあり、補助的に携帯電話を使う形となる)している拠点が出てきていることも関係している可能性もある(両方行っている支店と、一方のみの支店、何れも取り入れていない支店が存在し、支店により区々となっている)。
 
[[2009年]][[9月30日]]をもって、スポット事業(いわゆる、日雇い派遣)を廃止する方針で、それに伴う合理化政策が行われている最中である。具体的には、重複支店の一本化ないしはブランチインブランチ(こちらは、持株会社制移行の前後に実施済)や給料支払日の削減、支店休業日の設定などが順次行われる(さらに、地方都市の支店の中には、地域の中枢支店に統合して、空白地域を生じさせた地方もあ。一例として、東北では、以前から支店のなかった秋田・青森を除く4県の支店をすべて仙台支店に統合し、さらに仙台支店と同じスペースにオフィスサポート仙台支店とスタジアム事業部仙台支店と同居という形で、東北の支店を完全に一箇所に集約している。別になっているのは、別法人の[[フルキャストアドバンス]]警備事業部東北支社と、同じく別法人で[[競馬場]]関連を担当する[[ニッソー (企業)|ニッソー]]福島営業所のみ)。また、2009年7月以降、一部支店では、これまで電話確認にてのみ業務を確定させていたものを、合理化や支店休業日設定に伴う電話対応の不備を理由に業務確定をweb化する拠点も出てきている。なお、これまで電話確定としてきていたのは、webの字面だけでは業務が分かり難く、支店社員やナビゲーターがより細かい説明を行うためとしてきたが、合理化を進めるにつれ、それも難しくなってきた形になった結果であるといえる(なお、キャンセルが入った場合や急遽の業務が入った場合は、従来通り電話での伝達となる)。なお、支店休業日は留守番電話での対応が原則だが、都市部では近隣の支店への転送が行われる拠点もある。また、20:00~23:00の間の連絡については、専用のセンター([[フリーコール]])が対応出来る形を構築している。
 
今後は、日雇いに代わり、主に30日以内の「[[職業紹介]]」という形に切り替え、これまでのクライアントとの取引関係の大枠を大きく崩さない方向に転換していく方針。また、一定の期間の継続したデマンドが見込める業務先については長期派遣に切り替えることはもとより、時期的に波が生ずる部門、すなわち従来からのスポットを含む30日以内の短期間労働については前述の「[[職業紹介]]」として、あるいは長期派遣契約期間満了後に派遣先の正社員に転ずる、いわゆる「[[紹介予定派遣]]」など、これまでのビジネスモデルの転換と人員再配置によるコストダウンと質の上昇を図る方針を掲げている。なお、職業紹介の場合、登録者の雇い主はフルキャストではなく、従来の派遣先となるため、勤務時間や給与の決定権は従来の派遣先となる勤務先の企業そのものとなり、フルキャストには紹介料は幾分かは入るものの、マージンが無くなるのは避けられないため減益となり、登録者側も、勤務が早く終了した場合でも契約時間分の賃金の裁定書商があるものの、この裁量も勤務先の企業に決定権があるためにその補償も場合によってはなくなる可能性がある、という点で、必ずしも3者ともによい方向に向かうかは、不確定要素が残っている。