「ユダヤ人」の版間の差分

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[[シオニスト]]はユダヤ教とユダヤ民族を切り離して捉えることが多いが、これはナチスの論法と同様の矛盾をはらんでいる。まず、イスラエルに起源を持ち[[ヘブライ語]]を話していた血統的な民族集団が千年以上の流浪と混血の中で保持されていると考えること自体無理があり(ナチス出現直前の差別感情著しいドイツで7割近いユダヤ人がキリスト教徒と結婚しており、このような状態がほんの二、三百年続いただけで血統は消散してしまうのは自明である)、しかもトルコ源流のユダヤ教徒の流れとの区別も定かでない。いわゆる「ユダヤ鼻」のような肉体的共通性なども単なる偏見の産物でしかないという調査もある。「民族としてのユダヤ人」という考え方は、「ユダヤ人だからドイツ人(ロシア人、フランス人・・・・)ではない」、あるいは「黒人(モンゴロイド・・・)なのでユダヤ人ではない」といった差別につながりやすく、特にエチオピア系黒人ユダヤの増加が摩擦を生みがちな現代においては要注意である。
 
古代イスラエル人またはユダヤ人の別称として'''ヘブライ人'''とも称されるが、[[ユーフラテス川]]を超えて移ってきた「ヘブル」のこ移民いう意味である。[[ヘブライズム]]は[[キリスト教]]、[[ユダヤ教]]の思想の基幹を成し、ヨーロッパ[[思想]]の源流ともいえる。また現代、[[ヘブライ語]]を話す民族をさす場合、「ユダヤ人」よりヘブライ人と称するほうが好まれる。
 
== 定義 ==