「メッサリナ」の版間の差分

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==生涯==
===カリグラ治世まで===
父[[マルクス・ウァレリウス・メッサッラ・バルバトゥス]]と母[[ドミティア・レピダ]]の間に一人娘として生まれた。父方の祖母は[[小マルケッラ]]、母方の祖母は[[大アントニア]]であり、父方・母方とも曾祖母は[[小オクタウィア]]となる。家系としては父方、母方ともに由緒のある家系であったが、それ以外の事はよく分かってはいない。
 
[[38年]]にクラウディウスと結婚する。この結婚は当初からかなりの年齢差があり、クラウディウスは40代後半、メッサリナは20歳にもなっていなかった。結婚に至るまでの事情については、あまりよくわかっていない。ただ彼女はとても裕福で、カリグラの周囲でとても目立っていたという事だけはわかっており、またカリグラはクラウディウスにとって甥であったので、恐らくは先代の皇帝との関連を強めるためにもメッサリナとの結婚は必要であったのだろうと思われる。この結婚で2人の子供が生まれる。[[クラウディア・オクタウィア|オクタウィア]]と[[ブリタンニクス]]の姉弟である。