「新日本映像」の版間の差分

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*新作を作り続ける一方、ロマンポルノのフィルム等資産も引き継ぎ、新作と含めて契約映画館への配給を行っている。<!-- この中には日活が経営している成人館も含まれている。日活が成人館の運営から全面撤退の模様なので一応コメントアウト -->
*作品の中には[[日活撮影所]]で撮られた作品が幾つか存在するが、あくまでも現在の([[会社更生法]]適用後の)[[日活]]株式会社とは別資本の会社であり関連会社ではない。
*'''エクセスフィルム'''レーベルの作品は'''エクセス・ポルノ'''と表される。エクセス・ポルノの作品は他社ポルノ作品に比べ、[[ドラマ]]や[[作家]]性よりも[[濡れ場]]を重視した路線を採っている(例外もあり)。このため、作風はロマンポルノの主流とは大幅に異なり、[[アダルトビデオ|AV]]やロマンポルノ末期の「ロマンⅩ」レーベル(作家性やストーリー性を出来る限り排除し、性描写をより過激にしたもので[[SM (性風俗)|SM]]ものが多い。AVをライバルとして誕生した)に近い内容となっている。しかし、実際には例外も多く、近年は性描写に重点を置きつつもテーマにも踏み込んだ作品(松岡邦彦作品や工藤雅典作品など)が多くなりつつある。
*'''エクセスフィルム'''には「[[寺院|尼寺]]もの」「[[スチュワーデス]]もの」「外人もの」「[[獣姦]]もの」など他社でのピンク映画では余り見られないジャンルがあるが、近年では[[妊婦]]ものや[[韓流]]ものが作られるなど企画能力は幅広い。
*基本的に主演女優はピンク映画・エロス系Vシネマ常連女優に加えロマンポルノで活躍した女優、一作ごとの新人、[[演劇]]出身者、セクシータレント、企画ものや往年の人気[[AV女優]]などジャンルは多彩だが、出演は1、2作に留まる事がほとんど。ベテランの女優は脇役に回る事が多い。
*ごくまれなケースとして一般作品で活躍している俳優やスタッフが呼ばれることがあるが、そのほとんどは過去ロマンポルノに携わっていた由縁によるケースが多い。([[実相寺昭雄]]、[[寺田農]]、片岡修二、北畑泰啓、加藤文彦など・・・・・)
*初期では自社製作や、AV・[[オリジナルビデオ|OV]]製作会社との共同製作が主であったが、近年は、[[フィルムハウス]]、[[浜野佐知|旦々舎]]といった外部の[[プロダクション]]への発注・買取がメインである。
*ピンク映画会社としては比較的後続であるため国映作品などのように[[ミニシアター]]の企画上映への作品配給もほとんどおこなっていない事から[[新東宝映画]]や[[オーピー映画]]に比べると注目度は薄い。
*演出陣では新田栄、松岡邦彦、勝利一、坂本太、下元哲、日活ロマンポルノ出身の[[林功]](早志宏二)、[[工藤雅典]]、[[大門通]]([[浅尾政行]])などがいる。またフリーでは、[[浜野佐知]]・わたなべもとつぐ([[渡辺元嗣]]-現在は関与なし)などのピンク映画出身、[[山内大輔]]、[[神野太]]などのOV出身が招かれている。過去には、[[佐藤寿保]]や[[今岡信治]]といった、「[[ピンク四天王]]」や「[[ピンク七福神]]」と呼ばれる作家性の強い監督の作品が存在した。ピンク映画草創期から活躍していた[[小林悟]]も、エクセス創立当初から作品を発表していた。
*過去には[[大韓民国|韓国]]のポルノ映画を輸入配給していた事もある。また、エロス系のVシネマ作品や[[ダイヤモンド映像]]が製作した一部作品<!-- 「大巨乳 のしかかる」など -->を、タイトルやスタッフ・キャストの名義を改ざんして上映した事もあった。