「フィリピンの医学教育」の版間の差分

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=== NMAT(エヌマット) ===
一般の4年制大学学士号取得と同時に、アメリカのMCATにならい、フィリピンではNMAT(エヌマット/National Medical Admission Test :フィリピン医学校入学試験)と言う医学校入学の為の統一試験を受験することが入学条件となる。これは大学レベルの一般科学と英語を含んだ一般能力考査である。ふつう得点は問題と成らないが、国立フィリピン大学医学部では90パーセンタイル取得が足切り点、私立の名門サントトマス大学では80パーセンタイルが足切り点となっている。一部と二部とに分かれ、一部は3時間に渡る英単語語彙と長文読解・数理問題・誤字探し・図形問題等の一般能力考査で、二部は制限時間が2時間30分の物理学・化学・生物学・社会科学(心理学・社会学・人類学)の試験からなる。各科目ごとに標準偏差を500点、最高値を800、最低値を300とした偏差値で得点が算出される。満点近く取れば800点近いスコアを出す事も難しくは無い。問題は丸暗記の通用するシングルステップのごく易しい問題であり、MCATの難易度と比べれば極めて易しい出題となっている。
 
詳しくは[http://www.cem-inc.org.ph/ CEM]に問い合わせを。
 
=== 大学時代の専攻上位3種 ===