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''' 米国特許商標庁'''（べいこくとっきょしょうひょうちょう、[[米語|英]]：{{lang|en-US|The United States Patent and Trademark Office}}, '''USPTO''' または '''PTO'''）は、[[アメリカ合衆国]]連邦政府の[[アメリカ合衆国商務省|商務省]]に属する機関のひとつで、[[特許]]及び[[商標]] の権利付与を所掌する。
== 概要 ==
米国特許商標庁は、米国特許法及び米国商標法（ランハム法）に基づく特許及び商標の権利付与を所掌する。
米国特許法では、日本の[[意匠権|意匠]]に相当するDesign Patent（意匠特許、デザイン特許）、及び、植物を保護するPlant Patent（植物特許）も保護の対象となっており、米国特許商標庁の所掌にはこれらの権利の付与も含まれる。この2つに対して、通常の特許は Utility Patent（実用特許）と呼ばれることがある<ref>[http://www.marushima.net/notes/gt1.htm 米国特許実務ノート]</ref>。なお、植物品種保護制度としては、Plant Patent（植物特許）以外に、[[アメリカ合衆国農務省|農務省]]が所掌する植物品種保護法（[[:en:Plant Variety Protection Act|Plant Variety Protection Act]]）が別途存在する。また、米国には、日本の[[実用新案]]に相当する制度は存在しない。
商標については、米国商標法（ランハム法）に基づく連邦政府の保護制度のほかに、[[州]]ごとに[[コモン・ロー]]による保護制度が存在するが、後者は米国特許商標庁の所掌ではない。
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米国特許商標庁の本庁舎は、かつては[[バージニア州]][[アーリントン (バージニア州)|アーリントン郡]]クリスタルシティにあったが、2006年に同州[[アレクサンドリア (バージニア州)|アレクサンドリア]]に移転した。
米国特許商標庁の総職員数は8,913人で、うち5,477人が特許審査官、404人が商標審査官である（2007年9月30日現在）<ref>[http://www.uspto.gov/web/offices/com/annual/2007 /30100_mission_org.html Mission and Organization of the USPTO]</ref>。近年の出願急増に対応するために、米国特許商標庁では2006[[会計年度]]に1,218人の特許審査官を採用しており、2007年度から2011年度にかけても毎年1,200人以上の審査官を採用する計画である<ref> [http://www.uspto.gov/web/offices/com/annual/2006/3020100_patentperfrm.html Patent Performance for the year 2006]</ref>。
== 脚注 ==
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