「藤田スケール」の版間の差分

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アメリカ合衆国では、より正確な改良藤田スケール (EFスケール) を支持する考えを示す科学者が増えてきたこともあって、[[2007年]][[2月1日]]にFスケールはその役目を終えることとなった。EFスケールは多くの点でFスケールを改良したものだとされており、特に建造物の種類によって異なる被害の程度などが明確に示されるようになったことが改善点の一つに挙げられる。Fスケールでは多少曖昧だった損害の程度の規格化によって、かなり確実な竜巻の推定風速を求めることが可能になると期待されている。ちなみに、EFスケールの最高階級であるEF5では風速の上限が設定されていない。
 
日本では気象庁が[[2007年]][[4月1日]]から改良藤田スケールを予報用語に追加した。<ref>http://www.jma.go.jp/jma/press/0703/29b/yougo_kaisei.html 気象庁 | 平成1919年報道発表資料 予報用語の改正について</ref>
 
従来の藤田スケールは、TORROスケールが用いられている一部の地域を除いては、[[2008年]]現在も竜巻の規模を示す指標として国際的に広く用いられている。