「わが友ヒットラー」の版間の差分

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舞台は1934年6月の[[レーム事件]]前後で、登場人物は、[[アドルフ・ヒトラー]]、[[エルンスト・レーム]]、[[グレゴール・シュトラッサー|シュトラッサー]]、[[グスタフ・クルップ]]の4人の実在人物。レームはあくまでヒトラーを信じる[[軍国主義者]]、シュトラッサーは教条的な[[ナチス左派]]、クルップはヒトラーにうまく取り入る[[死の商人]]として描かれる。
 
終幕はレームとシュトラッサーが「[[長いナイフの夜]]」で[[粛正]]された後終局にヒトラーとクルップとの会話で、互いに粛正を正当化しつつ、クルップが『アドルフ、よくやったよ。君は左を斬り、返す刀で右を斬ったのだ。』と言い、ヒトラーが答え『そうです、政治は[[中道政治|中道]]を行かなければなりません。』の台詞で幕引きとなを迎える。
 
初版は1968年(昭和43年)[[新潮社]]、現在は[[新潮文庫]]に[[サド侯爵夫人]] わが友ヒットラー』で[[新潮文庫]]にある。作者自身は人間性の探求を含め、『[[サド侯爵夫人]]』と『わが友ヒットラー』両者は一対の関係にあると捉えている。両作品とも登場人物は同性の人物4名で構成されている(『サド公爵夫人』は女46名、『わが友ヒットラー』は男4名)。
 
 
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[[Category:日本の戯曲]]
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[[Category:ドイツを舞台とした作品]]
[[Category:アドルフ・ヒトラー]]
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