「モーションブラー」の版間の差分

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== 写真におけるモーションブラー ==
[[写真]]の世界では長年、このモーションブラーを抑えていかにクリアな画像(=静止したかのような画像)を得るかが、技術上の大きな課題だった。それには露光時間([[シャッタースピード]])を極力短くする必要があり、シャッター機構の改良と[[フィルム]]の高感度化、[[エレクトロニックフラッシュ|ストロボ]]装置の開発が進められる事になった。また、近年では[[デジタルカメラ]]において[[手ぶれ防止補正機構]]技術が開発され、比較的遅いシャッタースピードでも手ブレが生じにくいカメラが現れている。もっともこの技術はあくまでも「手ぶれ」を防止するものであって、被写体ぶれまでは防げないことは注意を要する。
 
その一方で、動きを表現するために、人為的にモーションブラーの画像効果を加える事もある。また写真の作例のように、意図的に長時間[[露光]]を行なうことで、あえてモーションブラー効果(この場合は[[ネオン管]]の照明を強調している)を発生させる撮影方法も確立している。