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[[画像:Hazelnuts.jpg|thumb|right|200px230px|ヘーゼルナッツ]]
'''ヘーゼルナッツ'''(英: Hazelnut)は、カバノキ科ハシバミ属[[セイヨウハシバミ]](西洋榛) ''Corylus avellana'' の食用に供される[[果実]]などの[[種実類]]を言う。また、近縁種の[[ハシバミ]](榛) ''Corylus heterophylla'' var. ''thunbergii'' や[[ツノハシバミ]](角榛) ''Corylus sieboldiana'' の実も同様に食用とされる。
 
'''ヘーゼルナッツ'''([[英語]]名:Hazelnut)とは、[[カバノキ科]]-[[ハシバミ属]]に分類される[[セイヨウハシバミ]](西洋榛、英語名:Common Hazel、[[学名]]:''Corylus avellana'')の[[果実]](堅果)のこと。形はやや[[ドングリ]]と相似性をなす。
皮を剥いて煎ってから食べるほか、[[クッキー]]や[[チョコレート]]、[[アイスクリーム]]などの製菓材料にも使われる。特にチョコレートとの相性が良く、代表的なチョコレート菓子に[[ジャンドゥーヤ]]がある。[[中央アジア]]での栽培が盛んで、日本に輸入されるものの95%が[[トルコ]]産である。
食用に供される[[種実類|種実類(ナッツ)]]として、世界に広く流通している代表的なものの一つである。
 
== 食用 ==
セイヨウハシバミの[[花言葉]]は「和解」。形はやや[[ドングリ]]に似ている。
皮を剥いてき、煎ってから食べるほか、[[製菓]]の材料として[[クッキー]]や[[チョコレート]]、[[アイスクリーム]]などの製菓材料にも使わ用いられる。特にチョコレートとの相性が良く、代表的なチョコレート菓子に[[ジャンドゥーヤ]]がある。[[中央アジア]]での栽培が盛んで、日本に輸入されるものの95%が[[トルコ]]産である。
また、[[欧米]]で人気の[[スプレッド]]である[[ヌテッラ]]は、ヘーゼルナッツのペーストを主原料とした加工食品である。
 
[[中央アジア]]での栽培が盛んで、[[日本]]に輸入されるものではその95%が[[トルコ]]産である。
== へーセルナッツを用いた食品例 ==
 
* [[ジャンドゥーヤ]]
なお、セイヨウハシバミの同属異種である[[ハシバミ]](榛、英語名:Asian Hazel)や[[ツノハシバミ]](角榛、英語名:Asian Beaked Hazel)の実も、日本などでは同様に食用とされる。しかし、セイヨウハシバミの知名度と消費量に比べれば、至極ささやかな利用ではある。
* [[ヌテッラ]]
 
== 文化的側面 ==
=== 呼称 ===
英語名については、英語版ウィクショナリーの項目「hazelnut」(右にリンク)を参照のこと。
{{Wiktionary|:en:hazelnut}}
 
[[漢字]]では、広義の榛(はしばみ、[[ハシバミ属]])の果実は「'''榛実'''」と表記する。[[日本語]]でも[[中国語]]でも変わりない(ただし、中国語は[[字体]]が異なる)。とは言え、榛・角榛・西洋榛などといった種類によって呼称が変わることもある(あった)と思われる。
 
=== 色名 ===
[[榛色]](はしばみいろ)は日本の伝統色の一つであるが、日本に自生するハシバミ(榛)の実ではなく、セイヨウハシバミの実、すなわちヘーゼルナッツの色に由来する色名である。
 
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