「化膿レンサ球菌」の版間の差分

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菌体抗原(M蛋白質)と生体組織の免疫的交差反応、或は菌体抗原と抗体複合物の生体内沈着により免疫反応によると考えられる疾患である。
 
*[[リウマチ熱]]・・・咽頭感染後2~32~3週間後に発症する(紅斑、舞踏病は約6カ6カ月後)、皮下結節、発疹、関節炎、心筋炎、不随意運動が主要症状。原因としては菌体抗原(M蛋白質)と心筋組織の免疫的交差反応などの説がある。
*[[血管性紫斑病]]・・・四肢の皮下出血が主症状で、他には関節痛、腹痛、腎炎などが出現する。
*[[急性糸球体腎炎]]・・・咽頭炎の1~21~2週間後、皮膚感染症の2~32~3週間後に発症(発症率は1~5%)1~5%)。症状は急性腎機能不全症状(血尿、浮腫、高血圧が3大症状)。主に小児に発症し、完治する場合は多いが、成人の場合は予後が悪く、慢性腎炎になることが多い。原因としては菌体抗原と抗体結合物が腎糸球体基底膜の沈着により炎症反応(Ⅲ型アレルギー)を起こすと考えられている。
 
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