「アメリカ独立戦争におけるドイツ」の版間の差分

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龍伯 (会話 | 投稿記録)
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=== ヘッセン=カッセル方伯 ===
イギリス国王ジョージ3世の義理の叔父である[[フリードリヒ2世 (ヘッセン=カッセル方伯)|フリードリヒ2世]]が治めるヘッセン=カッセル方伯領は、まず12,000名以上の兵士をアメリカで戦うために提供した<ref>Eelking, 23</ref>。同盟者であるイギリスと同様に、ヘッセンの兵士は北アメリカの環境に順応するのが難しかった。最初に派遣された兵士は広く蔓延した疫病に罹り、[[ロングアイランドの戦い]]では攻撃に遅れを生じさせた<ref>Ferling, 566</ref>。1776年からはヘッセンの兵士が北アメリカ駐在のイギリス軍に組み入れられ、[[ニューヨーク・ニュージャージ方面作戦]]、[[ジャーマンタウンの戦い]]、チャールストン包囲線および最後の[[ヨークタウンの戦い|ヨークタウン包囲戦]]を含み主要な戦闘の大半に参戦した。ヨークタウンではヘッセンの兵士約1,300名が捕虜になった<ref>Ferling, 538</ref>。ただし、様々な報告書を読むとヘッセンの兵士はイギリス軍の兵士よりも士気が高かったということである<ref>Ferling, 536</ref>。
 
[[ファイル:Wilhelm von Knyphausen.jpg|right|thumb|<center>ヴィルヘルム・フォン・クニプハウゼン将軍<center>]]