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『'''バロム・1'''』(バロム・ワン)は、[[さいとう・たかを]]による漫画作品。およびそれに登場する架空のヒーローの名称。[[1970年]]から約1年間『[[週刊ぼくらマガジン]]』に連載された
 
[[1972年]]には、[[東映]]製作の[[特撮テレビ番組一覧|特撮テレビドラマ]]作品『'''超人バロム・1'''』(ちょうじんバロム・ワン)として、1972年(昭和47年)[[4月2日]]から同年[[11月26日]]まで、[[讀賣テレビ放送|よみうりテレビ]]製作・[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]系で毎週日曜日19:30 - 20:00に全35話が放送された。さいとう・たかをによる原作からは、設定の一部が流用されている他はデザイン・ストーリーは大幅に変更されている。
 
また、アニメ作品として、[[2002年]][[12月7日]]から[[2003年]][[3月22日]]まで、[[アニメシアターX]]にて『'''バロムワン'''』というタイトルで[[リメイク]]された。ただし放送その東洋に設定、ストーリーは大幅に改変されている。
 
== ストーリー ==
大宇宙で何千年も戦い続ける二つの力があった。一つは、平和と正義の力である'''コプー'''、もう一つは、悪と呪いの力である'''ドルゲ'''である
 
激しく永い戦いの果てにドルゲは地球に到達し、地底深くに住処であるドルゲ洞を構え、地球を悪の世界にするための活動を開始する。ドルゲ自身は直接手を下さず、人間を自らの分身=悪のエージェントとして超能力を与え、人類滅亡計画を実行させる。
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*# バロム・1 (3) ISBN 4845824418
 
漫画におけるドルゲは、円盤状の宇宙生物という設定であり、メカニカルな身体に脳らしきものが見えることから[[サイボーグ]]であることが示唆されている。ドルゲは一個体ではなく、「悪の友」と互いに呼び合う同族を宇宙から呼び寄せようとしているが、コプーの力により、日本以外の地域への地球侵入が不可能と説明されている。ドルゲの操る力は強大で、古代生物の化石を甦らせたり、あらゆるものを怪物に変える事が可能であり、バロム・1が全エネルギー放射を行っても、ドルゲの本体である円盤と相打ちになるのがやっとであった。なお、怪物出現の際に、超人バロム・1の存在はマスコミによって報道され、周辺に殺到してくる人々(その中には、葉巻を持った[[デューク・東郷]]の姿もある)のため、ドルゲへの反撃ができず危機に陥ったこともある。コプーの語るところによると、バロム・1が叫ぶ「バローム」は、地球の言葉で「[[友情]]」を意味している。
 
== 特撮テレビドラマ『超人バロム・1』 ==
 
当作品の企画は、[[平山亨]]プロデューサーによると、かねがね自社作品でヒーロー物をやりたがっていた[[讀賣テレビ放送|よみうりテレビ]]の佐野寿七プロデューサーから、「こんな漫画([[さいとうたかを]]東東映プロデューサー原作)があるんだけど、[[東映平山亨]]さんでやってみないに対する提案」と持ちかけれて始はじまった。ており、よみうりテレビとの初仕事に、平山も大変張り切って臨んだという。敵であるドルゲの尖兵であるドルゲ魔人のグロテスクな怪奇性が強調され、ドルゲの作戦も邪悪・弱い心を持つ人間を操るものが中心で、更にドルゲの怪奇性を強めていた。後半以降は生物の身体の一部をモチーフにした魔人が登場してさらに怪奇性が強い展開となった。チーフ監督の[[田口勝彦]]は「魔人の描写は試行錯誤の連続だったが、後半の魔人こそ、まさに悪の権化として求めていたものだった」と回想している
敵であるドルゲの尖兵であるドルゲ魔人のグロテスクな怪奇性が強調され、ドルゲの作戦も邪悪・弱い心を持つ人間を操るものが中心で、更にドルゲの怪奇性を強めていた。後半以降は生物の身体の一部をモチーフにした魔人が登場してさらに怪奇性が強い展開となった。チーフ監督の[[田口勝彦]]は「魔人の描写は試行錯誤の連続だったが、後半の魔人こそ、まさに悪の権化として求めていたものだった」と回想している。
 
=== バロム・1 ===
白鳥健太郎と木戸猛がお互いの右腕をクロスさせる<ref>当初は二人がお互いに向かって走り込み右腕をクロスするスタイルであったが、視聴者の子供がまねをして怪我をする事故が報告されたため、第12話以降では一旦左腕を合わせてから右腕をクロスするスタイルに変更された。また、第18話以降ではボップを空中に放り投げ、2人がそれに向かってジャンプして空中で腕をクロスするスタイルに変更され、お互いが別々の場所にいても変身する事が可能となったが、ボップを奪われると変身できなくなるという弱点も生まれた。</ref>事によって、二人の友情のエネルギーから生み出される正義のエージェント。そのプロセスはバロムクロスと同時に健太郎と猛の友情エネルギーがボップに内臓されたバロム・1への変身機能と反応、そこから閃光と共に放出されたエネルギーが二人を包み込み、同時に友情波がお互いの心臓に流れて二人の肉体細胞を融合させた後、二人だけが持つ特殊なバロム[[デオキシリボ核酸 |DNA]](コプー[[染色体]])とバロムエネルギーが融合した身体を超人として変異させ、健太郎の頭脳がバロム・1の知性となり、猛の体力がバロム・1の力となる。超人の身体に変異した後、プロテクターが身体を包み込んで正義の超人バロム・1が誕生する。変身完了と同時に両目とヘルメットの矢印部分=エネルギーチャージランプが矢印の方向に力強い機械音と共に光り出し、身体全体にバロムエネルギーが充電される(第1話他)。ただし、変身前の自我も残っているため(両目の中で会話する場面が度々挿入されるように変身前の自我も残っているため、二人が喧嘩をしたりお互いを信頼しない状況に陥った場合、バロム・1の変身は解けてしまい、お互いの信頼関係が回復するまで再び変身する事はできない(バロメーターは二人がピンチに陥った場合など、急速に回復するケースも多かった。友情エネルギーが300バロム以上あればバロム・1に変身する事ができるが、普通の人の友情エネルギーは50バロム。デザインはさいとう・たかをの手でTV用のものが新たに起こされている。ただし、実際の造形物とは口元に多少の違いが見られる。
 
身長2m、体重80kg。体は特殊な細胞でできており、7千度の高温-210度の低温100気圧10万ボルトの電流あらゆる劇薬に耐えるが、中盤以降は魔人が強力になったのか、敵の毒や炎で苦しむ事もあった。超能力とシューズに装備されている重力反発装置によって空を飛ぶ事ができる。バロムヘルメットは500トンの圧力に耐える事が可能であり、マスクに装備されている何処でも酸素が取り出せる装置=バロムブレスによって海底、地底とも千メートルの移動も行える。目は赤外線増幅器が装備されており、2km先まで見える他、遮光シャッターで光による攻撃を防ぐ(第8話)。全身の神経を耳に集中させる事で人間の千倍の聴力が得られ、4km四方の音を聴ける。胸に巨大なトゲが刺さっても、全身のエネルギーを胸に集中させれば引き抜ける(第32話)。また、体内に善悪ろ過器があり、これにより絶対的な善のエネルギーを生み出し、決して悪に染まることがない。他にもドルゲ魔人を打倒する決め手を探知することが可能。
 
=== 白鳥健太郎 ===
江南第一小学校の小学5年生の[[級長]]的秀才少年で、バロム・1の知恵の部分を担っている。頭脳明晰で冷静な性格。小柄で、エンディング主題歌や挿入歌では「チビ」と通称されている。ドルゲとの戦いでは時に非情とも取れる判断を下し、猛とは衝突する事も多いが、友情と正義の心は人一倍強い少年でもある。猛からガリ勉と評されるが運動神経は意外に高く、アントマンとの戦いでは機敏な動きを見せる。
 
=== 木戸猛 ===
健太郎のクラスメイトで自他とも認める江南第一小学校一の[[ガキ大将]]で、バロム・1の力の部分を担っている。通称「[[番長]]」。力自慢の熱血漢でスポーツ万能で同級生からも人気が高い。運動神経抜群、また叔父の松五郎に柔道などの武術を習っているので、アントマンとの戦いでも高い能力を発揮する。力一辺倒と思われるが、第6話ではエビビルゲの目を欺くための数々の策略を練る(しかも欺く事に成功する)等の策士ぶりも見せる。
 
==== 必殺技 ====
主にパンチ技が主体であり、設定によれば必殺パンチを打ち込む時、拳の骨の部分に身体中の[[カルシウム]]が一時的に集まり、加えて手に装備されているバロムグローブにおける「拳の威力を倍増させるスプリング倍増装置」の総合作用により、強力なパンチを打つ事が出来る。また、膝打ちは50トンの物を打ち破る事ができ、バロムシューズに装備されているキック力が10倍になる特殊スプリングの作用により、強力なキックを放つ事も出来る<ref>当時人気沸騰中だった同じ東映制作の『[[仮面ライダー]]』(主に[[ライダーキック|キック]]が必殺技)を意識してか、劇中でキック技を使用する描写はあまり無かった。</ref>。
 
; バロム爆弾パンチ
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==== 使用するメカ・マシン ====
; ボップ
: 手のひらサイズの楕円球を長軸に沿って二つ割りにした形状をしている。変身前は常時健太郎と猛のどちらかの服のポケットの中に収まっており、変身後はバロムベルトのホルダーに装備されている。ドルゲに反応するレーダー・発信機・サーチライト・スーパーカー'''マッハ・ロッド'''に変型する機能・仲間の危険(バロム・1の正体を誰かに知られそうになった場合も含む仲間の危険を知らせる機能などを有するデバイスである。裏側に友情エネルギーを計る友情バロメーターが付いている(第2話)。直接投げつける武器として使う事も可能であり、一撃でアントマンを倒す事ができるほど攻撃力は高く、最終回ではドルゲの身体の一部であるドルゲ洞を破壊した。
:; サンシャインボップ
:: ボップを使用した技。ボップを空に投げつけ、太陽並みの強烈な光で周囲を照らす事で、ハネゲルゲの力の源である赤い三日月を隠した。
; マッハ・ロッド
: バロム・1がボップを掛け声と共に空に投げて変形させた万能スーパーカー。車体色はオレンジ色で、フロントから車体側面を経由する長大なマフラーと、車体後部に直立する巨大なローターが特徴のオープンカー。最高時速はマッハ2を誇り、120メートルの垂直上昇能力も持っている。飛行も可能で、水中や地中も走行可能である。バロムレーダーと威力を調整する事が出来る衝撃波銃及び煙幕装置を装備。ベース車は[[ダットサン・フェアレディ]]の1500後期型か1600前期型とみられる。撮影用に2台が改造され、車体の形状、フロントエンジンの位置、ローターの大きさの違いなどにより、Aタイプ(前期型)とBタイプ(後期型)に分けられる。
 
=== 白鳥健太郎 ===
江南第一小学校の小学5年生の[[級長]]的秀才少年で、バロム・1の知恵の部分を担っている。頭脳明晰で冷静な性格。小柄で、エンディング主題歌や挿入歌では「チビ」と通称されている。ドルゲとの戦いでは時に非情とも取れる判断を下し、猛とは衝突する事も多いが、友情と正義の心は人一倍強い少年でもある。猛からガリ勉と評されるが運動神経は意外に高く、アントマンとの戦いでは機敏な動きを見せる。
 
=== 木戸猛 ===
健太郎のクラスメイトで自他とも認める江南第一小学校一の[[ガキ大将]]で、バロム・1の力の部分を担っている。通称「[[番長]]」。力自慢の熱血漢でスポーツ万能で同級生からも人気が高い。運動神経抜群、また叔父の松五郎に柔道などの武術を習っているので、アントマンとの戦いでも高い能力を発揮する。力一辺倒と思われるが、第6話ではエビビルゲの目を欺くための数々の策略を練る(しかも欺く事に成功する)等の策士ぶりも見せる。
 
=== ドルゲ ===
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=== キャスト ===
* 白鳥健太郎(演: - [[高野浩幸]]<ref>後に[[#アニメ『バロムワン』|アニメ『バロムワン』]]でバロムワンの声優を務めた。</ref>
* 木戸猛(演: - [[飯塚仁樹]]
* 白鳥敬太郎デスク(演: - [[中原成男]]
 
* 白鳥静(演: - [[上田みゆき (声優)|上田みゆき]]
* 白鳥敬太郎デスク(演:[[中原成男]])
* 木戸燐太郎刑事 - [[小林清志]]
* 白鳥静(演:[[上田みゆき (声優)|上田みゆき]])
* 木戸燐太松五刑事演:松叔父) - [[小林清志砂川啓介]]
* 木戸松五郎(松叔父)(演:紀子 - [[砂川啓介北原和美|戸島和美]])
* 日読新聞記者・海野(演: - [[水木一郎]](第8話 - 第9話))声:[[池水通洋]](第8話 - 第9話
* 木戸紀子(演:[[北原和美|戸島和美]])
* コプー - [[寺島幹夫]]
 
* バロム・1(演:1 - [[中村文弥]]、[[岡田勝]]、[[中屋敷哲也|中屋敷鉄也]]、[[大杉雄太郎]] 声:[[上田耕一]](第1話 - 第9話)、[[桑原たけし]](第10話-第11話)、[[村越伊知郎]](第12話 - 第35話))
* 日読新聞記者・海野(演:[[水木一郎]](第8話 - 第9話))、(声:[[池水通洋]])
* コプー(演ドルゲ - 声:[[寺島幹夫飯塚昭三]]
* ミスタードルゲ(演: - [[室田日出男]](第2話 - 第11話))
* バロム・1(演:[[中村文弥]]、[[岡田勝]]、[[中屋敷哲也|中屋敷鉄也]]、[[大杉雄太郎]] 声:[[上田耕一]](第1話 - 第9話)、[[桑原たけし]](第10話-第11話)、[[村越伊知郎]](第12話 - 第35話))
* ミスタードルゲの召使い - [[花巻五郎]](第2話 - 第11話)
 
*ドルゲ魔人 - 声:丸山詠二、増岡弘、辻村真人、今西正男、坂井すみ江、京田尚子、勝田久、岡部政明、里見たかし、渡部猛、大宮悌二、島田彰
* ドルゲ(声:[[飯塚昭三]])
* サソリ道人(演: - [[天本英世]](第20話))
* ミスタードルゲ(演:[[室田日出男]](第2話 - 第11話))
* ミスタードルゲの召使い(演:ピエロ - [[花巻五郎潮健児]](第2話 - 第1134))
* ナレーター - [[田中信夫]]
 
*ドルゲ魔人(声:丸山詠二、増岡弘、辻村真人、今西正男、坂井すみ江、京田尚子、勝田久、岡部政明、里見たかし、渡部猛、大宮悌二、島田彰)
 
* サソリ道人(演:[[天本英世]](第20話))
* ドルゲピエロ(演:[[潮健児]](第34話))
 
* ナレーター:[[田中信夫]]
 
=== スタッフ ===
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=== 主題歌 ===
* オープニングテーマ:『ぼくらのバロム・1』
** 作詞:[[八手三郎]]/作曲:菊池俊輔/歌:[[水木一郎]] + [[コロムビアゆりかご会]]
* エンディングテーマ:『友情のバロム・クロス』
** 作詞:八手三郎/作曲:菊池俊輔/歌:水木一郎 + コロムビアゆりかご会
 
=== 放映リスト ===
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== コミカライズ ==
* 原作である『バロム・1』とは別に、『[[テレビマガジン]]』にて特撮番組『超人バロム・1』の[[漫画化|コミカライズ]]が(講談社) - さいとうプロ直々に描かれている。(たが連載3回目より松本めぐむ(現・[[尾瀬あきら]])にバトンタッチ交代した。
*[[冒険王 (漫画雑誌)|冒険王]](秋田書店) - [[古城武司]]作
* [[月刊少年ファング]]([[リイド社]])- 2007年9月号(休刊号)に、[[にわのまこと]]の手によるリメイク版コミックが掲載された
 
== 備考 ==
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* [[牧野修]]の小説『アシャワンの乙女たち』は『超人バロム・1』のパロディ的作品であり、二人の少女が超人バァル・オームに変身し、魔神[[ドゥルジ]]と戦うという内容である。
* ウデゲルゲの着ぐるみは、『[[プレイガール]]』に出演している。
* 原作である『バロム・1』とは別に、『[[テレビマガジン]]』にて特撮番組『超人バロム・1』の[[漫画化|コミカライズ]]がさいとうプロ直々に描かれている。(連載3回目より松本めぐむ(現・[[尾瀬あきら]])にバトンタッチした。)
* [[月刊少年ファング]]([[リイド社]])の2007年9月号(休刊号)に、[[にわのまこと]]の手によるリメイク版コミックが掲載された。
* [[ダウンタウン (お笑いコンビ)|ダウンタウン]]の[[松本人志]]が幼少のころ好きだった特撮番組に本作を挙げている。トークのネタやコント内でオープニングテーマの歌詞の擬音の部分の意味が不明とツッコミを入れることが幾度かあった。他には、[[南野陽子]]も当番組の大ファンであることを公言している。
 
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:[[東映まんがまつり]]の一編として上映。
 
[[2007年]][[12月7日]]に発売された「東映特撮ヒーロー THE MOVIE BOX」及び、[[2009年]][[10月21日]]に発売される「東映特撮ヒーロー THE MOVIE Vol.2」に収録されている
 
=== 映像ソフト化 ===
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=== キャスト ===
* 白鳥健太郎(声: - [[浪川大輔]]
* 木戸剛(声: - [[吉野裕行]]
* 杉野ゆう子(声: - [[榎本温子]]
* 白鳥健一 - [[稲葉実]]
 
* 白鳥健一(声:まり子 - [[稲葉実日野由利加]]
* 木戸麟太郎 - [[楠見尚己]]
* 白鳥まり子(声:[[日野由利加]])
* 木戸麟太郎(声:よし子 - [[楠見尚己西宏子]]
* 木戸よし(声: - [[西宏子坂本真綾]]
* 松おじ(声:[[星野充昭]] -
* 木戸紀子(声:[[坂本真綾]])
* バロムワン(声:[[ - 高野浩幸]])
* 松おじ(声:[[星野充昭]])
* コプー(声: - [[塚田正昭]]
 
* 浜田先生(声: - [[金月真美]]
* バロムワン(声:[[高野浩幸]])
* ナレーション - 高野浩幸
* コプー(声:[[塚田正昭]])
 
* 浜田先生(声:[[金月真美]])
 
* ナレーション:高野浩幸
 
=== スタッフ ===
* 原作:[[さいとう・たかを]]
* 監修:[[さいとう・プロ]]
* 企画:[[今西和人]]
* エグゼクティブプロデューサー:[[成澤章]]、[[円谷粲]]