「陶弘景」の版間の差分

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道教の一派である[[上清派]]を継承し茅山派を開いた。著書『[[真誥]]』は上清派の歴史や教義を記述した重要な文献となっている。[[仙人|仙道]]の聖地である茅山に入り、弟子とともに道館「'''華陽館'''」を建て多くの門弟を育て優れた[[道士]]を輩出した。
===書===
[[王羲之]]や[[鍾ヨウ|鍾繇]]に師法し淡雅な書風だった。陶弘景が書したとされる「[[瘞鶴銘]]」の碑文は後世に評価が高くその革新的な書法に啓発された書家は数多い。とりわけ[[北宋]]の[[黄庭堅]]は大きな影響を受け、独特のリズムを持つ革新的な[[書法]]を完成させた。また[[蕭衍|梁武帝]]と書簡の中で[[書論]]を交わしているが、この書論は唐代になって[[張彦遠]]の『[[法書要録]]』に収められ王羲之の書を最高位とする後世の評価を決定づけることになった。
 
== 主な著作 ==