「バートレットチルダーズ」の版間の差分

|名 = バートレットチルダーズ

|国 = [[イギリス]]{{GBR}}

|主 = ジョン・バートレット

'''バートレットチルダーズ'''（''{{lang|en|Bartlet's Childers''}}、又はヤングチルダーズ''Young Childers''あるいはブリーディングチルダーズ''Bleeding Childers''、[[1716年]] - ?）は、[[イギリス]]の[[種牡馬]]。大競走馬[[フライングチルダーズ]]の1歳下の全弟で、不出走ながら種牡馬として成功した。曾孫の[[エクリプス (競走馬)|エクリプス]]を通じてサラブレッドの主流父系を築いており、サラブレッドにおいて現在では兄よりも影響力が大きい。[[1742年]]イギリス[[リーディングサイアー|種牡馬チャンピオン]]。

本馬は兄と同じく最初生産者の名をとって「（ヤング）チルダーズ」と呼ばれていた。その後ジョン・バートレットの手に渡りバートレットチルダーズと呼ばれるようになった。[[鼻出血]]の持病持ちで競走には使われておらず、最初から種牡馬として供用されている。供用地[[:en:Masham|Masham]]が含まれる[[ヨークシャー]]は当時馬産が盛んで、飛ぶように早速いと評判だったフライングチルダーズの弟バートレットチルダーズは種牡馬として重用された。多くの[[繁殖牝馬]]と交配されるという幸運の結果、[[スクアワート (競走馬)|スクワート]]を出した。スクアワートは[[マースク]]の父で、マースクは[[エクリプス (競走馬)|エクリプス]]の父である。その他（スメイルズ）チルダーズ等を送り出している。

なお、[[ゴドルフィンアラビアン]]の父系においても、フライングチルダーズ以来の名馬と呼ばれた[[ラス (競走馬)|ラス]]（Lath）ではなく、その全弟[[ケード]]（Cade）によって発展しており、フライングチルダーズ&とバトレットチルダーズの兄弟と境遇が似ている。

[[Category:18世紀生まれの競走馬|英16はとれつとちるたす]]