「東京メトロポリタンテレビジョン」の版間の差分

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[[東京タワー]]にある[[NTSC|アナログ放送]]の親局の送信出力は、都域局であるために他の広域局より低い10kWである(映像)。その上、送信アンテナは同出力の[[放送大学学園|放送大学]]と比較して低いところに付いており、同局よりも可視聴範囲が狭い。東京都心から約40km前後までが受信エリアとなっており、[[埼玉県]]・[[千葉県]]・[[神奈川県]]・[[茨城県]]の各一部が含まれ、[[群馬県]]・[[栃木県]]の南端部や[[山梨県]]東部で受信可能な地域も少なくない<ref>茨城県中北部(主に[[NHK水戸放送局|NHK水戸局]]のデジタル放送エリア)に関しては、TOKYO MXが使用する各チャンネルがそれぞれ同県他局で使用されているため、受信不可ないし困難である(アナログ14chは[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]の水戸デジタル中継局が、デジタル20chはNHK水戸局が使用)。また、埼玉県西北部・群馬県南部の一部では、同一チャンネルを使用している[[日本放送協会|NHK]][[NHK総合テレビジョン|総合]][[秩父中継局]](アナログ14ch)や[[テレビ信州]](デジタル14ch)・[[長野朝日放送]](アナログ20ch)美ヶ原局の影響を受け受信困難な地域がある。また、千葉県東部では[[千葉テレビ放送|チバテレビ]][[CTC多古中継局|多古中継局]]がアナログ放送の隣接チャンネルの15chを使用しているためエリア内では影響を受けることがある。</ref>。なお、[[静岡県]][[伊豆半島|伊豆]]方面でも新島局の区域外受信により視聴可能。
 
[[地上デジタルテレビジョン放送|デジタル放送]]の送信出力は3kW(アナログに換算すると映像出力で30kW)と大きい。これは未だに[[多摩中継局]]の処遇が決まっていなかったこと<ref>NHKや広域民放各局は東京タワーの電波でカバーできるため、置局しないことが決定している。</ref>と、近いバンド数に放送大学のアナログ放送(映像出力50kW)があり、これによるデジアナ混信の影響を抑えたいため([[テレビ神奈川|tvk]]のデジタル放送18chも影響を受けている)としているが、自立鉄塔で親局500Wから1kWでの免許を強いられた周辺県域UHF局の反発を買い、「[[首都圏トライアングル|首都圏ネット4]]」のMXの脱退(事実上の追放)に少なからず影響したと言われている。MX側は多摩方向以外は減力(800w)しているが、実際はアナログ設備や[[エフエムインターウェーブ|InterFM]]の中継局の関係でビームの高さが取れず、都心・川崎の高層ビル、多摩丘陵及び放送大学(アナログ放送)の影響を大きく受けたtvkや平地から発射している[[テレビ埼玉|テレ玉]]よりは少なくとも広範に電波は届いている。実際、周辺3県の[[ケーブルテレビ|CATV]](特にヘッドエンドを共用している[[ジャパンケーブルネット|JCN]]系の局)では地元局の再送信が行われず、MXの再送信が行われる事例が非常に多い。また[[スカイパーフェクTV!光|スカパー!光]]も独立U局ではMXのみ広域再送信している<ref>[[日本民間放送連盟|民放連]]がCATV区域外再送信を行わないよう通達を出しているという事実があるが、[[総務省]]は[[スピルオーバー]]は原則行わない方針を掲げているだけであり、あとは会社間との調整や再送信を[[総務大臣]]裁定で認めるかに委ねられている。</ref>
 
上記の理由により、東京都外でも[[川崎市]]のほぼ全域、[[横浜市]]の東部、千葉県の北西部および東京湾岸、埼玉県中南部、茨城県の南西部などでもデジタル放送が視聴可能となっている。<ref>デジタル放送の公称エリアは、アナログ放送と同じ東京都心40キロメートル圏である。</ref>
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その他にも多摩地域に中継局がいくつか設置されている。多摩地域のうち東京タワーから40キロメートル以上離れた地域<ref>[[青梅市]]北部・西部、[[奥多摩町]]全域、[[日の出町]]西部、[[あきる野市]]西部、[[八王子市]]北西部、[[檜原村]]全域</ref>にはデジタル中継局がない。
 
なお、[[2008年]][[12月1日]]に[[東京スカイツリー]]を運営する[[東武鉄道]]・東武タワースカイツリーとタワー利用の予約契約を締結したと発表<ref>[http://av.watch.impress.co.jp/docs/20081204/tower.htm TOKYO MXテレビが新タワーの利用予約契約を締結],AV Watch,2008年12月4日</ref>、[[2012年]]の開業後は他局同様東京タワーから東京スカイツリーに送信所を移転する予定である。これによって一部の難視聴地域を含めほぼ都内全域に放送が届くようになるが、これに対し近隣独立U局5局はTOKYO MXの電波が都外にも大幅にスピルオーバーをおこすとして反発している<ref>[http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20081201AT1D2900R30112008.html 東京MX、都内全域放送へ手続き 近隣5局の反発必至],日本経済新聞,2008年12月1日。</ref>。当初は他の関東独立U局とともに「[[3]]」に統一予定だった[[リモコンキーID]]は、東京MXテレビだけは上記にある周辺各県へのスピルオーバーに対応して単独の「[[9]]」となった。「9」は全国でも当局と[[奈良テレビ放送]]の2局のみである。奈良テレビ放送が「9」に割り当てられたのは周辺各府県の県域放送局<ref>「3」の[[サンテレビジョン]]、「5」の[[京都放送|KBS京都]]と[[テレビ和歌山]]、「7」の[[テレビ大阪]]</ref>
を区域外直接受信またはCATV区域外再送信で番号が重複しないようにするためである。