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'''三日月宗近'''(みかづきむねちか)は、[[日本]]の[[国宝]]に指定されている[[日本刀]]([[太刀]])。[[天下五剣]]の一つ。刃長80.0cm、反り2.7cm
 
==概要==
[[平安時代]]の刀工[[三条宗近]]の作。三日月の号の由来は刃文に三日月形の[[打除け]]が数多くみられることによるものとされる。
刃長80.0cm、反り2.7cm。[[平安時代]]の刀工、[[三条宗近]]の作で、刀身に鎬と反りのある形式の日本刀としてはもっとも古いものの一つである。
 
[[平安時代]]の刀工[[三条宗近]]の作。三日月の号の由来はに三日月形の[[打除け]]が数多くみられることによるものとされる。
[[豊臣秀吉]]の正室[[高台院]](寧子)が所持し、その遺品として[[徳川秀忠]]に贈られ、以来徳川将軍家の所蔵となっていた。
 
金梨地[[菊花紋章|菊]][[桐紋]][[蒔絵]][[陣太刀|糸巻太刀]]の拵えに収められていたとされるが、拵えのうち現存するのは金具のいくつかが欠損した鞘部分のみとなっている。
 
==伝来==
[[足利将軍家]]の秘蔵の名刀として継承され、永禄8年(1565年)、[[松永久秀]]と[[三好三人衆]]が[[二条御所]]を襲撃して将軍[[足利義輝]]を殺害した([[永禄の変]])の際には義輝はこの三日月宗近を振るって奮戦したと伝えられている。
 
変の後に戦利品として[[三好政康]]の手に渡ったとされ、政康から[[豊臣秀吉]]に献上された後、[[豊臣秀吉]]の正室[[高台院]](寧子)が所持し、その遺品として[[徳川秀忠]]に贈られ、以来徳川将軍家の所蔵となっていた。
 
現在は[[東京国立博物館]]に所蔵されている。
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== 関連項目 ==
*[[有名な日本刀の一覧]]
*[[天下五剣]]
 
 
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