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→‎教義: 法華七喩の「良医病子のたとえ」の大良薬。そして、位置の入れ代え。
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== 教義 ==
日陣の教義は[[釈迦本仏論]]で[[勝劣派]]である。'''[[釈迦本仏論'''であるため、[[本仏]]は[[久遠実成]]の[[釈迦如来]]であり、高祖日蓮の位置付けを[[仏|仏宝]]ではなく[[僧|僧宝]]としている。根本経典[[法華経]]の解釈は'''勝劣派'''であるが、「勝」とする本門のうち、日陣は特に法華経[[如来寿量品第十六]]を重んじる。師(日静)の師にあたる日印が鎌倉幕府殿中にて大ヤマであったとされる天台僧との[[問答]]で論破した(出典、「鎌倉殿中問答」)点である「法華経本門寿量品の本仏釈迦如来の慈悲救済」こそ宗祖日蓮の教え(題目宗)が他の教義よりも勝っている箇所であるとする。この「法華経本門寿量品の本仏釈迦如来の慈悲救済」とは「'''[[南無妙法蓮華経]]'''」の五字七字の'''[[題目]]'''と言うことである。寿量品に[[法華七喩]]の最後の比喩の話である良医病子のたとえが出て来るが、ここで毒を飲んだ子供(ここでは衆生のことを指す)を治療する色や香りが良く美味なる大良薬とはこの五字七字の題目(南無妙法蓮華経)であると解釈するのである。ここでの子供たち(一切衆生)の父を経文の字句どおり説法している釈迦と解釈するため教義は'''釈迦本仏論'''である。すなわち、[[本仏]]は法華経本門寿量品[[久遠実成]]の[[釈迦如来]]とする。法華宗であるため法華経を[[三宝]](仏法僧)のうち[[法 (仏教)|法宝]]の第一に置くが、高祖日蓮の位置付けは[[仏|仏宝]]ではなく[[僧|僧宝]]としている。ここでの良医病子のたとえに位置付けると、高祖日蓮とは、毒気が深く入って大良薬を服さなかった子供たちに他国にいる良医である父から「父の死」(釈迦如来の[[涅槃]])を伝えに来た「使い」、要するに大良薬(五字七字の題目)を飲ませる(唱えさせる)ために遣わせた「使い」であると解釈する。また、「劣」と見るものの[[迹門]]では[[方便品第二]]を中心とする。
 
== 関連項目 ==