「カナン」の版間の差分

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コスモポリタン (会話) による ID:26464419 の版を取り消し 日本語の読みが偶然同じである以外に関連が無いんですが。
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'''カナン'''、あるいは'''カナアン'''({{lang-he|כנען}} Kənā‘an クナーアン、[[英語]]:Canaan)とは、[[地中海]]と[[ヨルダン川]]・[[死海]]に挟まれた地域一帯の古代の地名である。[[聖書]]で「乳と蜜の流れる場所」と描写され、神が[[アブラハム]]の子孫に与えると約束した土地であることから、'''約束の地'''とも呼ばれる。現代のカナン人に関する知識の多くは、[[1928年]]に再発見された都市[[ウガリット]]の発掘によってもたらされた。
 
== 古代イスラエル人到来前のカナン ==
カナンという名称の起源は不明であるが、文献への登場は[[紀元前3千年紀]]とたいへん古い。[[シュメール]]人の都市[[マリ (シリア)|マリ]]の[[紀元前18世紀]]の残骸で発見された文書では、政治的な共同体として明瞭に見いだされる(恐らくは都市国家間のゆるい連合であろう)。[[紀元前2千年紀]]の期間中には[[古代エジプト]]王朝の州の名称として使われ、地中海を西の境界とし、北は南レバノンのハマトを経由し、東はヨルダン渓谷を、そして南は死海から[[ガザ]]へ、と描写された。これは、[[旧約聖書]]の「[[民数記]]」34章1-12節の記述と符合する。
 
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言語学の観点では、[[カナン語]]は、[[ヘブライ語]]・[[ウガリト語]]のような[[セム語派]]の系譜との親密性が言及される。[[アルファベット]]をセム語派で初めて用い、その文字体系は他のセム語派へと伝播した。
 
== 聖書のカナン人 ==
カナン人とは、広義では[[ノア (聖書)|ノア]]の孫カナンから生じた国民を指すようである。「[[創世記]]」10章15-18節では、長男[[シドン]]、[[ヒッタイト|ヘト]]、エブス人、アモリ人、ギルガシ人、ヒビ人、アキル人、シニ人、アルワド人、ツェマリ人、ハマト人の11の氏族を総称して「カナン人の諸氏族」と呼んでいる。
 
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{{DEFAULTSORT:かなん}}
[[categoryCategory:古代イスラエル・ユダ]]
[[categoryCategory:古代オリエント]]
[[categoryCategory:イスラエルの地理]]
[[categoryCategory:パレスチナの地理]]
[[categoryCategory:旧約聖書]]
 
[[ar:كنعان]]
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[[sr:Ханан]]
[[sv:Kanaan]]
[[th:คานาอัน]]
[[tl:Canaan (ng Bibliya)]]
[[tr:Kenan (bölge)]]