「悪魔とラブソング」の版間の差分
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『'''悪魔とラブソング'''』(あくまとラブソング)副題「'''How lovely her song is!'''」は、[[桃森ミヨシ]]による[[日本]]の[[少女漫画]]作品。
「[[マーガレット (雑誌) |マーガレット]]」([[集英社]])にて2006年12月から連載中。コミックスは2009年6月現在7巻まで発行されている。1~4巻がマリアとクラスメイト達(集団)を中心にした「合唱コンクール編」。5~7巻が過去の親友あんな
2008年3月に冒頭のみ[[VOMIC]]にてWebボイスドラマ化。
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県でトップクラスの[[カトリック]]系高校・聖カトリア女子をとある事情で退学になった美少女・可愛マリア。彼女は偏差値やや低めの共学校十塚学園に転校するが、思ったままを言葉にしそれが核心をついている事が原因で、周囲の反感を買う。前のカトリアを転校する時も、唯一の親友だと思っていた申利あんなから「あんたは人を汚れさせる」と唇の動きだけで伝えられ(あんなは声を失っている)マリアはその言葉をずっと引きずっている。誰も友達がいない中で、唯一歌うことだけで自分を元気づけたり感情を表したりしてきた。
そんなマリアにクラスメイトである神田優介は、物事の伝え方を柔らかくする'''ラブリー変換'''(桃森ミヨシによる造語)を教えるが、マリアにはうまくできない。でもいつか他人や自分を好きになれるように変わりたいと願い、合唱コンクールで皆と歌えるよう頑張り始める。
次第にマリアの影響をうけた周囲は変わっていき、マリアも表情豊かに可愛くなっていく。輪をつくり、同じ輪に入れる友達を増やしていくマリア。
そんなマリア自身、まだ乗り越えていないまま忘れている生い立ちがあった。目黒伸、神田優介、黒須申太郎はマリアを求めてそれぞれ想いを巡らせていく。はたしてマリアが本当に自分と向き合い、一番好きな人と輪をつくる事はできるのか?
;くじけそうな自分を奮い立たせる為や感情が動く時にマリアが歌う「[[アメイジング・グレイス|アメイジンググレイス]]」は[[賛美歌]]の一つで、18世紀アメリカの神父が奴隷商人をしていた自分を償う意味で作った懺悔と感謝の歌。マリアはそんな歌の内容と、知らず人を傷つけてしまう自分を重ね合わせている。また、あんなと共に歌った「[[歓喜の歌|よろこびの歌]]」は[[交響曲第9番 (ベートーヴェン)|第九]]を日本語訳したもの。目黒と初めて一緒に演奏する「[[アヴェ・マリア]]」は聖母マリアを賛美した歌で、いろんな作曲者によって作られている。▼
▲くじけそうな自分を奮い立たせる為や感情が動く時にマリアが歌う「[[アメイジング・グレイス|アメイジンググレイス]]」は[[賛美歌]]の一つで、18世紀アメリカの神父が奴隷商人をしていた自分を償う意味で作った懺悔と感謝の歌。マリアはそんな歌の内容と、知らず人を傷つけてしまう自分を重ね合わせている。また、あんなと共に歌った「[[歓喜の歌|よろこびの歌]]」は[[交響曲第9番 (ベートーヴェン)|第九]]を日本語訳したもの。
マリアが退学するときにシスターに言われた、「信じる」とは何かを追求するのがテーマの一つになっている。
;[[合唱コンクール]]編
:1~4巻。マリアが十塚学園に転入してから、クラスという集団での人間関係の変化が中心となる。イジメから始まり、合唱コンクールを通してクラスメイトと打ち解けるまでが話の大筋。合唱コンクールでは「[[アメイジング・グレイス]]」を歌う。
;あんな編
:5~7巻。マリアのカトリアでの親友、申利あんなが登場する。マリアとあんなの関係を中心に、かつてのカトリアでの事件、そしてマリアの生い立ちが明かされる。あんなと歌った「[[よろこびの歌]]」が鍵となる。
;クロス(黒須?)編
:8巻~継続中。マリアを男にしたようなタイプの黒須申太郎が登場。目黒、優介、黒須の3人とマリアの恋愛
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