「この世の果て」の版間の差分

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しまあじ (会話 | 投稿記録)
m 臨終の「さいご」は「最期」
Zvx123 (会話 | 投稿記録)
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: 妹の手術費用を貯めるため、昼は郵便局員、夜はホステスとして働く。ヘビースモーカー。幼い頃、父に愛されていないと感じ、父を殺そうと家を放火した。父は死んだが、家にいないと思っていた妹・ななは盲目に。そのため常に暗い表情をしている。ななの目から光を失った自分を責め続け、どんなことをしてもななの目を治すと心に誓っている。
: 言葉遣いが荒く、時々激昂するが、妹・ななと士郎には自己犠牲的な愛をささげる。やがて士郎の子を妊娠するが、言い出せないまま二人の仲はすれ違い、士郎はルミの元で覚せい剤なしではいられない体に。そんな士郎に暴力を振るわれ、流産してしまう。士郎を助け出し、覚せい剤がぬけたことを機会に士郎に別れを告げ、征司と結婚する決意をする。
: 結婚式の日、披露宴会場から教会へ向かうヘリコプターから士郎の姿を見つけると非常用ドアを開け、上空のヘリコプターから飛び降りてしまう。
; 高村士郎:[[三上博史]]
: ひき逃げに遭い、警察に通報してくれたまりあと恋に落ちる。始めは記憶喪失のふりをし、素性を隠していたが実は世界的に有名なピアニストだった。幼い頃から妻・百合子の父に預けられピアニストとしての教育を受け、ピアノを弾く機械のような生活を送っていた。しかし、自ら左手を傷つけ、ピアニスト生命を絶つ。妻と離婚し、資産も名誉も捨ててまりあと暮らし始めてからは、過去のプライドと栄光が捨てられず自暴自棄になり、覚せい剤におぼれる。
: やがてやくざから追われる身に。覚せい剤と手を切ったものの、行くあてもなく、道で知り合った少女の家で暮らす。征司の元へ金の無心に行った際、まりあが自分の暴力により流産し、子供が生めない体になったことを知る。まりあを諦めきれず、結婚式のヘリポートにこっそりと姿を現す。
; 砂田なな:[[桜井幸子]]
: まりあの妹。自宅の火事が原因で盲目に。少々幼さが残るが障害を感じさせない健気な性格。村井夫妻が営む花屋で働きながら一人暮らし。村井夫妻からは養子縁組の話を度々持ちかけられる。ある日、コンビニ強盗が逃走するところに遭遇。口封じに暴行されかけていたところを助けてくれた純と恋に落ち、交際。純がコンビニ強盗をしたと告白したのをきっかけに二人は別れ、村井の息子・道夫に心引かれてゆく。家に訪ねてきた元警察官の祖父から初めて祖父たちの力で、まりあの放火事件は当時伏せられ、事故ということにされたのを知る。
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; 神矢征司:[[豊川悦司]]
: 経済界のプリンス、KAMIYAグループ御曹司。中学生の頃、本妻との間に子供ができなかった神矢の跡取りとして神矢家に。地位も名声も金も好きなように動かせるが、母を捨てた父を恨む気持ちも手伝い、愛を信じることができない。常に孤独を感じており、女を口説いて落ちるかどうかの賭けを部下としていた。
: まりあもそのターゲットになるが、ななの入院費のため体を許そうとし、失望。しかし、後に再会してからはぶっきらぼうだが士郎に愛をささげるまりあに亡き母の面影を重ねる。心引かれ求婚するが断られる。その後もまりあを何かと助けており、やくざに殺されそうになっていた士郎を救った。まりあが自分を愛していないのを知りながらも結婚する。
; 三島純:[[大浦龍宇一]]
: 自動車整備工場に勤めている。赤ん坊の頃コインロッカーに捨てられていた天涯孤独の青年。顔の左側はやけど跡で覆われている。京子の弟とコンビニ強盗をした時に衝突したななに顔を見られたと勘違い。ななが盲目であることを知り、安堵するが、仲間がななを暴行しようとしていたところを助ける。勤務先に刑事がやってきたことで解雇され、セメント工場で働くように。