「女学雑誌」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
m編集の要約なし
6行目:
 
=== 啓蒙書としての出発 ===
「欧米の女権と吾国従来の女徳とを合せて完全の模範を作り為さん」<ref>『日本児童文学名作集(上)』 p.38</ref>と発行の主旨に掲げたように、女性の啓蒙を目的とし、[[キリスト教]]の立場から女性の地位の向上と権利の拡大を目指した。初期は巌本に加え、[[内村鑑三]]や[[植村正久]]や[[成瀬仁蔵]]などの、キリスト教の立場から論じる人々による女子教育論が発表され、廃娼運動を主張する中心的存在となった。しかし、次第に文芸的な内容へ傾き、[[石橋忍月]]や[[北村透谷]]や[[平田禿木]]や[[山田美妙]]、[[内田魯庵|内田不知庵]]や磯貝雲峯や[[星野天知]]などの文筆家陣によって執筆されることとなる。なお、[[中島湘煙]]や[[三宅花圃]]なども寄稿している。
 
=== 子供のはなし ===