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シングルス最高=22位
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|全米オープンダブルス=1回戦(2008・09)
|ダブルス優勝回数=
|シングルス最高=5022
|ダブルス最高=85位
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'''ヤニナ・ウィックマイヤー'''('''Yanina Wickmayer''', [[1989年]][[10月20日]] - )は、[[ベルギー]]・リール出身の女子プロ[[テニス]]選手。ベルギーの女子テニス界から登場した新鋭として活動している。[[2009年]]5月に[[ポルトガル]]の「[[エストリル]]・オープン」で[[WTA]]ツアー初優勝を挙げた。自己最高ランキングはシングルス5022位、ダブルス85位。身長182cm、体重68kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。
 
ウィックマイヤーは9歳の時から、友達と一緒に地元の[[テニス]]コートで練習を始めた。[[2004年]]にプロ入りし、[[2007年]]から女子テニス国別対抗戦・[[フェドカップ]]のベルギー代表選手に選ばれる。[[2008年]]の[[2008年全豪オープンテニス|全豪オープン]]から[[グランドスラム (テニス)|4大大会]]の予選会に挑戦し始め、同年の[[2008年全仏オープンテニス|全仏オープン]]で初の本戦に出場する。同年6月の「エイゴン・クラシック」([[イギリス]]・[[バーミンガム]]開催)で初の女子ツアーシングルス決勝に勝ち進んだが、この時は[[カテリナ・ボンダレンコ]]([[ウクライナ]])に6-7<sup>(7-9)</sup>, 6-3, 6-7<sup>(4-7)</sup> で敗れて準優勝になった。続く[[2008年ウィンブルドン選手権|ウィンブルドン]]の1回戦で、ウィックマイヤーは[[日本]]の[[杉山愛]]に 4-6, 2-6 で敗れた。(杉山はこのウィンブルドンで、4大大会シングルス「57大会」連続出場を達成し、世界最長記録を更新した。)
 
[[2009年]]5月、ウィックマイヤーは「エストリル・オープン」決勝で[[エカテリーナ・マカロワ]]([[ロシア]])を 7-5, 6-2 で破り、女子ツアー初優勝を挙げた。同年の[[2009年全米オープンテニス|全米オープン]]で、彼女は初めて女子シングルスのベスト4進出を決める。1回戦で第16シードの[[ビルジニ・ラザノ]]([[フランス]])を破ると、そこから波に乗って勝ち進んだ。初めての準決勝では、第9シードの[[キャロライン・ウォズニアッキ]]([[デンマーク]])に 3-6, 3-6 で敗れた。本大会ではこの活躍により、ヤニナ・ウィックマイヤーと[[キム・クライシュテルス]]2人がベルギー人選手として女子シングルスのベスト4ランキングは22位入っ急上昇した。
 
[[ベルギー]]のテニス界は、2000年代に[[ジュスティーヌ・エナン]]と[[キム・クライシュテルス]]の2強豪が一時代を築いたが、エナンが[[2008年]]5月に世界ランキング1位のままで現役を引退した。[[2009年]]8月、いったん現役引退を表明したクライシュテルスが2年3ヶ月ぶりに復帰を果たし、[[2009年全米オープンテニス|全米オープン]]で復活優勝を遂げた。若手の新鋭ウィックマイヤーには、さらなる成長への期待が集まる。