「現金機」の版間の差分

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同一機種でCR機と現金機の両方が発売されることがある。[[デジパチ]]の場合、両者では同一機種でもスペックにかなりの差があるのに対し、[[羽根モノ]]や普通機では営業管理上の選択がなされるだけで、スペックには差がない場合がほとんどである。
 
CR機と違い、現金機のデジパチには[[大当たり]]の[[確率変動]]が認められていない(小当たり(普通電動役物(電動チューリップ)の開放)の確率変動や[[時間短縮 (パチンコ)|時間短縮機能]]は認められている)。その代わりに現金機のデジパチでは、大当たり確率が同一機種のCR機と比べ高くなっていることが大きな違いである(CR機が概ね300分の1~4001 - 400分の1に対し、現金機の場合はおおむね100分の1前後である)。ただ、現行機種でも奇数図柄で大当たりすれば[[時短 (パチンコ)|時短]]の回数が増えるなどの工夫はなされている。なお、かつては[[権利物]]については初当たり後最大2回(大当たり合計最大3回)の大当たり確率変動が認められていた。
 
確率変動のあるCR機のような[[チャン荘]]・大勝ちは期待出来ないものの、大当たり確率が高く投資金額を抑えることができるため、現金機タイプを好んで遊技するファンも少なくない。
 
== その他 ==
CR機登場以前、内規にてデジパチの大当たり確率変動は一切認められていなかったが、[[フィーバーパワフル|フィーバーパワフルIII]]([[三共 (パチンコ)|三共]])や[[麻雀物語]]([[平和 (パチンコ)|平和]])などの保留玉[[連荘]]機、[[ブラボーキングダム]](平和)や[[春夏秋冬]]([[西陣 (企業)|西陣]])などの数珠繋ぎ連荘機のように、事実上大当たりの確率変動を持った現金機のデジパチも存在し、主流の時期もあった。しかし、連荘発生プログラムは[[保安電子通信技術協会]]の審査を通過するように複雑かつ巧妙に仕組まれたものであって、そのプログラム自体は公認されたものではなく、あくまでも当局のお目こぼしの範囲といえるものであった。CR機登場後の1993年、平和社員3名が[[風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律|風適法]]違反の疑いで[[埼玉県警]]に[[逮捕]]されるという、いわゆる「[[ダービー物語]]事件」が発生した。CR機の普及を図りたい当局が、お目こぼしの範囲であった現金機デジパチの連荘に関連する取り締まりを厳しく行ったためである。その結果、営業に影響が出た店舗も発生した。これらの要因は、大当たりの確率変動が認められているCR機デジパチの導入を加速させる結果となり、現金機デジパチの大当たりに連荘機能(事実上の確率変動)が搭載されることがななる結末となった。
 
かつては[[サーカス (曖昧さ回避)|サーカス]]([[銀座 (企業)|銀座]])のように小当たりの確率変動にて玉を増やすことも可能な機種や、ファンキードクター([[マルホン工業|マルホン]])や夢幻伝説([[京楽]])など多彩な時短機能を搭載した個性的な機種が存在した。
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ちなみに、羽根モノでは、元々現金機として供給されてきたことから、羽根モノのCR機が発売されるようになった今でも、兄弟機として現金機も同時に投入されていることが多い。
 
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