「権利の章典」の版間の差分

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'''権利の章典'''(けんりのしょうてん、[[英語|英]]: Bill of Rights)は、[[イギリス]]の不文[[憲法]]の[[法典]]である。正式名称は「臣民の権利と自由を宣言し,王位の継承を定めるための法」。 '''権利章典'''と表記される場合もある。
 
[[1688年]]、[[名誉革命]]により[[ジェームズ2世 (イングランド王)|ジェームズ2世]]が[[追放]]、[[廃位]]されると、[[オランダ]]より[[ウィリアム3世 (イングランド王)|ウィリアム3世]]と[[メアリー2世 (イングランド女王)|メアリー2世]]が迎えられ即位。[[1689年]]、上下両院の奏上のもと国王の理解により「[[権利の宣言]]」をもとに成文化した。

法典は現在も有効であり、イギリスでは憲法同等の根本法となっている(これゆえイギリスには成文憲法はない)。これ以降、イギリス国王は「'''君臨すれども統治せず'''」の原則に従う[[立憲君主]]であることが確定した。
 
==内容==