「マルチパス」の版間の差分

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[[短波]]を用いた無線通信では、気象条件によっては、送信地点から受信地点までを結ぶ経路が 2 つ存在することがある。1 つは地球の表面を最短距離で結ぶ経路でショート・パス ''short path'' といい、もう 1 つは地球の裏側を通る経路でロング・パス ''long path'' という。また、地球を 1~2 周した電波が到達することもある。送信点からの電波が、ショート・パス、ロング・パス、地球を 1~2 周、といった複数の経路で伝わってきた場合、伝搬距離の差により受信点ではこだまのように聞こえる。これは'''エコー'''として知られている。
 
短波を用いた通信で、送信点と受信点とが互いに[[対蹠地|対蹠点]]にある場合、どの方位からでも同じ距離の無数の伝搬経路が存在するため、安定した通信ができる。これを'''対蹠点効果'''(たいしょてんこうか、たいせきてんこうか)という。
 
== 関連項目 ==