「アリゴ・サッキ」の版間の差分
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==栄光==
ミランの監督になったサッキは早速、新しい戦術理論を模索する。サッキの持ち込んだ新しい戦術とは、まず[[カルチョ]]伝統の[[カテナチオ]]を否定し、4人のDFの選手をフラットに並べる、という守備面に見ることができる。最終ラインを高く押し上げ、また前線は低めにポジション取らせ、FWであってもある程度のディフェンス、チェイシングを課した。こうして中盤をコンパクトにし、そこでプレッシングをかけてボールを奪い、高いポジションから攻めに出るというものだった。攻守両面において、非常に高い運動能力とスタミナ、献身的な精神、なによりもそれに応えることのできる選手の技量が必要だった
サッキは就任1年目のシーズンをわずか2敗という、圧倒的な成績で見事にスクデット獲得に成功し、懐疑的な世論を黙らせた そして翌年から[[UEFAチャンピオンズカップ]]を連覇。特に88-89シーズンには準決勝で[[レアル・マドリード]]に2試合合計6-1と大勝、決勝でも[[ステアウア・ブカレスト]]に4-0で完勝するなどし
==ついにアズーリへ==
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