削除された内容 追加された内容
Alexbot (会話 | 投稿記録)
きたし (会話 | 投稿記録)
m typo.
1行目:
[[Image:Cardinal-points-1.svg|thumb|250px|right|厚レンズにおける主要点(主点・[[焦点]]・[[節点]])を示した図。''' P '''が前側主点、''' P' '''が後側主点である。また、''' F '''は前側焦点、''' F' '''は後側焦点、''' V '''は前側節点、''' V' '''は後側節点である。]]
'''主点'''(しゅてん)および'''主面'''(しゅめん)は、[[幾何光学]]において光学系を代表する点および面であり、焦点距離などを定義する基準となる。光軸に平行な光線が光学系に入射する場合に、入射前および出射後の光線をそれぞれ延長した2直線を考え、平行光線の高さ(光軸との距離)を変化させた場合に2直線の交点が描く跡が主面である。また、主面と光軸とが直交する点が主点である。
光学系のどちらから平行光を入れた場合を考えるかによって2つの主点が存在することになる。[[薄レンズ|薄レンズ近似]]を用いた場合には2つの主点は一致するとみなせる。
 
主面は必ずしも光学系の内部に位置するとは限らない。カメラレンズなどで焦点距離(主点と[[焦点]]との距離)と鏡筒の長さが比例しないのはこのためである。