「デラニー&ボニー」の版間の差分

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デラニー&ボニーは、[[1968年]]に[[スタックス・レコード]]との契約を得る。そして、[[ブッカー・T&ザ・MG's]]や[[アイザック・ヘイズ]]のサポートを得てレコーディングを行うが、その時の音源は一度お蔵入りとなり、デュオが名声を得た後に、『ホーム』というアルバムとしてリリースされた<ref name=tortelli>『The Best of Delaney & Bonnie』(Rhino Records, 1990, R2 70777)英文ライナーノーツ(Joe Tortelli)</ref>。2人は、メンフィスで知り合った[[ボビー・ウィットロック]]を連れてロサンゼルスに戻り、[[エレクトラ・レコード]]と契約して、[[1969年]]春にはアルバム『オリジナル・デラニー&ボニー』でメジャー・デビューを果たす。
 
1969年、デラニー&ボニーは[[ブラインド・フェイス]]のアメリカ・ツアーの[[オープニング・アクト]]を担当。当時ブラインド・フェイスで活動していたエリック・クラプトンは、2人と親交を深め、バンド解散後、[[ジェリー・マギー]]の後任としてデラニー&ボニーのサポート・ギタリストとなった。デュオは[[アトコ・レコード]]に移籍し、12月には、デラニーとエリックが共作した楽曲「カミン・ホーム」がシングルとしてリリースされた。同作はイギリスでもリリースされ、全英16位というヒットを記録した<ref>[http://www.chartstats.com/songinfo.php?id=5285 Chart Stats-Delaney and Bonnie and Friends-Comin' Home-]</ref>。シングルB面に収録された「グルーピー」は、デラニーと[[レオン・ラッセル]]との共作で、後に「スーパースター」と改題されて、[[1971年]]には[[カーペンターズ]]によるカヴァーが世界的に大ヒットした<ref name=tortelli />。
 
また、1969年末の[[イギリス]]・ツアーは、エリック、ボビー・ウィットロック、[[カール・レイドル]]、[[ジム・ゴードン]]、[[デイヴ・メイソン]]、[[ボビー・キーズ]]、[[リタ・クーリッジ]]等も加わった大所帯で行われた。その模様は、1970年にはライヴ・アルバム『[[オン・ツアー・ウィズ・エリック・クラプトン]]』として発売され、全米29位<ref>[http://www.allmusic.com/cg/amg.dll?p=amg&sql=10:3vfqxqt5ldae~T3 allmusic (((On Tour with Eric Clapton>Charts & Awards>Billboard Albums)))]</ref>、全英39位のヒット作となった<ref>[http://www.chartstats.com/albuminfo.php?id=2623 Chart Stats-Delaney and Bonnie and Friends-On Tour-]</ref>。エリックはその後、このツアーで共演したミュージシャン3人と共に[[デレク・アンド・ザ・ドミノス]]を結成。