「メートル原器」の版間の差分

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このように1つの基準から、順番に測定値の保証をしていくことを[[トレーサビリティ (計測器)|トレーサビリティ]]という。
 
しかしあらゆる物質は経時変化を起こすので、[[1960年]]の第11回[[国際度量衡総会]]でメートル原器を長さの基準とすることをやめ、物理現象による長さの定義に改められた(1650763.73λKr。「ラムダ[[クリプトン]]」と読み、クリプトン86元素が一定条件下で発する橙色の光の真空中波長のこと。更に[[1983年]]には"“[[光速]]における1[[秒]]の299 792 458分の1の時間(約3億分の1秒)に[[光]]が真空中を伝わるの到達距離"と改正)。
 
日本のメートル原器は1960年以降目盛の引きなおしがされ、現在は標準尺となっている。