「銀河英雄伝説の登場人物・銀河帝国」の版間の差分

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: ヒルダの父。爵位は[[伯爵]]。カストロプ[[動乱]]の際、親族につながるカストロプ[[公爵]]の説得を試みるが逆に捕らえられ、討伐軍の[[ジークフリード・キルヒアイス|キルヒアイス]]に救出される。[[非主流]]とはいえマリーンドルフ家は歴史ある[[銀河英雄伝説の用語#門閥貴族|門閥貴族]]の一門であり、リップシュタット[[戦役]]では[[中立]]を望みながらもどちらの陣営につくべきか当主として逡巡する。しかし政治センスに優れ、時代の流れを読んだ娘の[[ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ|ヒルダ]]に説得される形で、最終的にラインハルト側につく。これが帝国の貴族社会に与えた影響は少なからぬものがあったと思われる(原作にも貴族たちがマリーンドルフ伯にとりなしを頼んだという描写がある)。
: ラインハルトが皇帝に即位すると、その誠実で公明正大な人柄によりローエングラム王朝の初代国務尚書に就任。ほどなく甥のキュンメル男爵によるラインハルト暗殺未遂事件が起こり、皇帝主席秘書官となっていたヒルダと自主的に謹慎。しかしラインハルトはマリーンドルフ親子に一切の類罪を認めず、謹慎をすぐに解かせた。大逆犯の累系は一族処刑か[[流罪|流刑]]が旧ゴールデンバウム王朝での慣例であり、[[パウル・フォン・オーベルシュタイン|オーベルシュタイン]]もそれに沿う処断を求めたが、ラインハルトは一蹴している。
: 翌年ヒルダが妊娠し、皇帝の世継ぎの祖父と言う立場になるが、そんな人物が[[宰相]]級(国務尚書だが)の地位にいて良い結果を出した例は一つもない事から、娘に国務尚書職を辞任する意向を伝える。新帝国暦3年早々、ラインハルトに辞任を申し出たが、後継者が決まってないとう事もあって留任され、結局ラインハルトの崩御まで国務尚書を務めた。自分の後継に軍人である[[ウォルフガング・ミッターマイヤー|ミッターマイヤー]]を推薦しているが、彼が引き受けたかどうかは不明。
: キュンメル男爵家の財産を、病弱な甥に代わり公平に管理した事でも有名。その誠実な人柄がラインハルトのみならず、ミッターマイヤーら軍人からも厚い信頼を受けた。温厚で誠実な以外はやや凡庸な人物として周囲に思われており、国務尚書の地位に就いたのは「娘の七光り」(周囲にも非凡さが知られていたヒルダの能力によるもの)という評判である。作中前半では実際にそのように描かれていたが、有能さで知られたヒルダを帝国の貴族社会の中で貴族令嬢の型に入れず育てあげたのは彼であり、非凡な面もうかがわせる。やがて娘の限界を補い年長者として優しく導く役割を担い、ラインハルトに求婚され動揺するヒルダを優しく諭したり、自分の後任にミッターマイヤーを推してヒルダを驚かせたりと、物語の終盤にかけてヒルダとの立場が逆転気味である。
 
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