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麻雀のルール 2009年10月3日 (土) 01:31 から分割 (主執筆者 廉, 南溟道人, Tassi-, サクリファイス, Guinee) |
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'''ウマ'''は、[[麻雀]]のゲーム(半荘、もしくは一荘)終了時に、[[順位]]に基づいて支払い・受け取りされる[[麻雀の点|点数]]である
==== 順位ウマ ====▼
順位ウマとは4人で麻雀をした場合、終了時において一着の者と二着の者がそれぞれ四着の者と三着の者から得られる得点のこと。▼
いくつかの種類があるが、通常は単にウマといえば順位ウマのことである。
* 10-20 ワンツー(同、2万点と1万点)▼
* 10-30 ワンスリー(同、3万点と1万点)▼
{| class="wikitable style="text-align:center"
! 通称 !! 3位→2位 !! 4位→1位
|-
| 5-10(ゴットー) || 5000点 || 1万点
|-
|-
|}
他にもさまざまなウマの取り決めがある。
差しウマとは、2人もしくは2人以上のプレイヤー間において、終了時の着順が下位の者が上位の者に一定の点数を支払うルールのことである。「握りウマ」「オニギリ」「別横」などとも言い、差しウマの勝負をすることを「差しウマを握る」と言う。
一般に、雀荘ではプレイヤー間での公平性が損なわれる場合があるため、差しウマは禁止されていることが多い。これは、差しウマに参加していないプレイヤーの存在を無視して差しウマを取ることのみを目的とした打牌がなされることがあったり、逆に不参加者の和了によって差しウマの勝敗がひっくり返ってしまうケースが発生するなど、差しウマがトラブルの原因となることがあり、経営側がそうした事態を嫌うためである。
通常の差しウマならばどんな着順差でも支払う額は同じであるが、馬身の場合は着順差によって支払い額が変わってくる。例えば「馬身2万点」の差しウマの場合、上位者がトップ、下位者がラス(4着)ならば3馬身差になり、支払い額は2万点×3馬身差で6万点となる。
総てのプレイヤー間に差しウマが行われるルール。総サシと呼ばれることもある。順位ウマとは違うタイプのウマだが、たとえば1万点分の総ウマは実質的にワンスリーの順位ウマと同じである。したがってワンスリーのゲームで1万点分の差しウマを握ることは、順位ウマをツーシックスにすることに等しい。また、総てのプレイヤー間で馬身の差しウマを握ることを「総馬身」と呼ぶ。総馬身もやはり結果的には順位ウマと同じである。
特定の点数(配給原点とすることが多い)を超えているプレイヤーとそうでないプレイヤーの間で支払いが倍になる差しウマである。例えば4人全員が200ビンタに乗っている場合、Aが32000点、Bが28000点、Cが22000点、Dが18000点で半荘終了したとすると、以下のようなやりとりが行われる。
*AはBから200を得、CとDから400を得られる(Aの収支はプラス1000、5倍額の浮き)。
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倍になるか否かの基準点を'''クビ'''と言い、基準点を下回ることを「クビが切れる」、基準点を上回ることを「クビができる」と言う。クビを保つか2着になるか、どちらか一方を満たせばその半荘のビンタの収支はゼロになる。たとえば3着であってもクビが切れていなければビンタの収支はゼロである(Aに-200、Bに-200、Dから+400)。逆に2着であってもクビが切れていれば収支はゼロである(Aに-400、CとDから+200ずつでゼロ。上の例ではBはクビ有りの2着だから浮きに回っている)。麻雀においてマイナスではないということは重要で、そのためビンタ麻雀ではクビを保つことが終盤の最重要事項となる。さらに、決め次第では、B、Cとは200ビンタ、Dとだけ1000ビンタを握るという方法も許される。その場合、AはDのクビを切れるか否かで収支が大きく変わってくる。また、誰ともビンタを握らない(ビンタを降りる)というのも許される。
原点(30000点)を基準に、沈んでいるプレイヤーに課される点数。通常はトップ者が総取りする。浮きの2着または3着であれば沈み馬を支払わなくてよいので、沈みウマのルールの場合は3万点を上回ることで支払いを最小限にすることができる。大きく浮いたトップ者がいるときの他者や、大きく沈んだ者の目標がゲーム終盤になるとなくなってしまう問題もあり、近年では採用されなくなりつつある。
外ウマとはゲームに参加しない者(見学者)が任意のプレーヤーに賭けることで得られる、あるいは支出する点数である。その場合の点数は、賭けた対象のプレイヤーが得るまたは支出する点数と同額である。たとえばプレイヤーABCDがいて見学者EがプレイヤーAに「外ウマに乗る」と宣言した場合、AがBに支払ったポイントと同額をEもBに支払う。AがCからポイントを得た場合、EもCからポイントを得る。これを外ウマと呼ぶ。また、場合によってはゲームに参加しない者同士のみで互いに任意のプレイヤーに賭けて収支のやり取りをするルールもある。
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[[Category:麻雀用語]]
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