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'''組織論'''(そしきろん)は、[[社会科学]]上の[[組織 (社会科学)|組織]]を研究する[[学問]]。'''組織科学'''ともいう。
 
組織論は[[社会学]]、[[政治学]]、[[心理学]]、[[経営学]]などによる学際的な研究である。組織運営のあり方に関する論は[[プラトン]]の『[[国家 (書名対話篇)|国家]]』をはじめ古代からみられたが、現代的な組織論は、[[20世紀]]の初期、[[軍隊]]や[[工場]]のような組織が巨大化するにつれて関心が強まり本格的に研究されるようになった。
 
[[マックス・ヴェーバー]]は合理的な組織にみられる特質を[[官僚制]]であると指摘した。近代官僚制は、権限範囲の明確化、組織の階層化、組織の専門化、文書によるコミュニケーションなどを特徴とし、優れた機械のような技術的卓越性があると考えられた。同じころ[[フレデリック・テイラー]]は、工場労働者を機械の一部のようにとらえて管理する[[科学的管理法]]を提唱し、大量生産体制の確立に貢献し労働コストの削減に成功した。