「悟空道」の版間の差分

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== あらすじ ==
神仙の住む「神界」、人間の住む「人界」、妖魔の住む「獄界」の三国に分かれた世界。武に勝る獄界王からの人界侵攻を防ぐため、人界の帝から[[天竺]]へ赴き救世の経を授かることを命じられた女僧・[[玄奘三蔵|三蔵法師玄奘]]は、その弟子[[沙悟浄]]、[[猪八戒]]らと共に、獄界に至る人界の最終地「葬頭国」へと差し掛かった。二界を跨ぐ霊峰・五行山を前に、「自由」「平等」「博愛」の三妖怪に行く手を阻まれた三蔵達は、その最中かつて釈迦如来によって五行山に封じ込められていた“人外大魔猿”[[孫悟空|悟空]]と遭遇する。自身を封じ込めた如来の言に従い、三蔵たちを助けることを申し出た悟空は、程なくしてその封印を解かれ、妖怪達をくだすことに成功した。かくして獄界の地へ降り立った一向は、「もう二度と同じ生き方をしたくない」と三蔵への弟子入りを懇願する悟空を仲間に加え、再び天竺目指して歩み始めるのだった。
 
== 道程 ==
三界の詳細な位置関係は不明ながら、東から西へ「人界」・「獄界」・「神界」と地続きに連なっている。本編は三蔵一行が葬頭国に差し掛かるところから始まる。「[[長江#源流域と通天河|通天河]]」到達時点で、三蔵が[[長安]]の国境を出発してから少なくとも6年前後経過しているとの描写がある。地域名横の()内は作中で判明している滞在期間。
 
;人界
:獄界東端に広がる大砂漠。豊かだった土地が、魔物によって養分を吸い尽くされ砂漠となった。ここを越えるには巨大化した悟空の足でも40日掛かる。
*'''黙示国''' もくしこく (10月9日~11月3日)
:廃墟となった「大昔の建物」([[高層ビル]]の残骸)が整然と立ち並び、その隙間で善良な兎人達が暴狂六義兄弟の横暴に脅えながら暮らしている。実際の支配者は透孩児だが、彼自身は己の姿が見えないことに懊悩し続けており、兎人に対し積極的な迫害は加えていない様だ(だからといって保護しているわけでもない)。
*'''不倫国''' ふりんこく (5月6日~8月1日)
:永遠の若さと美貌を保ち、そんな自身に見合う愛妾を求める妖魔、艶天大聖 死鳥が支配する国。死鳥の命により、ある程度の年齢に達した女達は、愛妾候補として妖魔へ献上される。
*'''武器国''' ぶきこく (滞在期間不明)
:[[西部開拓時代]][[アメリカ合衆国|アメリカ]]([[西部劇]]の世界)を思わせる国。住民の妖魔達も拳銃で武装し、[[カウボーイ]]そのものの格好である。武器国の王「武器王」は、魔王と羅刹の子、紅孩児。精霊国へも侵攻し、数々の兵器を製造して獄界中の国々へ売り捌いている。
*'''精霊国''' せいれいこく (?~11月8日)
:ガンマン主体の武器国に対し、こちらは[[インディアン]]風の人間部族が暮らす国。かつては人間の側に立つ妖魔、崇天大聖 酋王が統率する(人間主体の)部族国だったのだが、突如現れた紅孩児の侵略により酋王は王の座を追われ、国を乗っ取られてしまった。
:草木が生い茂り、[[恐竜]]が闊歩する欝蒼としたジャングル。悟空の故郷。500年前は彼を大王とする「果花山」猿一派の縄張りであったが、彼が如来によって封印されていた間に、魔羅国からやってきた獅子の妖魔、駆天大聖 獅駝王によって征服されてしまった。
*'''魔羅国''' まーらこく(滞在期間不明)
:獄界最終地。天竺をぐるりと囲む様にそびえた「[[火焔山]](かえんざん)」は、猛烈な炎に包まれた道が千里も続く火の峠であり、悟空でさえ越えられないという獄界最大の難所。更には“獄界の伝説”として知られる大妖魔、斉艶極崇瓢濡暴天大聖 魔王が潜む地であるとも言われている。「火焔山」の影響により、魔羅国は常に灼熱の空気の中にあり、普段は全く雨が降らない。この国に住む人間達は、熱避けの泥を体に塗って暮らし、定期的に「翠雲山(すいうんざん)」の羅刹女に「聖なる供物」を捧げている。それと引き換えに羅刹女が持ち出す「芭蕉扇」は、その力によって「火焔山」の炎を一時的に鎮め、国内に雨季をもたらすが、代償の「供物」とは人間(聖僧?)に他ならない。
;神界
*'''天竺''' てんじく(滞在期間不明)
:小柄な豚の半妖怪。その体格に似合ぬ大食漢であり、食べることに必死になると、愛嬌のある顔が一転凶悪化する。体内から火炎を生み出す能力があり、口からの火炎放射のほか、尻より炎を放出して飛行することも可能。とはいえあまり実戦で活躍するシーンは少なく、どちらかというとムードメーカー的な存在である。
;千里馬
:三蔵の乗る賢い白馬。“原典”においては[[玉龍|龍の化身]]であったりするが、本作の場合はあくまで馬で、終盤龍に変身するものの、これは「法力が宿った」結果の一時的な姿だった。
;[[キン斗雲|觔斗雲]] (きんとうん)
:本作においては、両腕で大きな玉(ぎょく)を抱えた乳房のある精霊の姿をしている。名を呼ばれるとどこからともなく現れ、まれに悟空が体内に潜ませているケースもある。千里馬を含む三蔵一行全員を背中に乗せて、高速で飛び回わることができる。
 
===人界の住人===
;[[太宗 (唐)|大宗]]
;[[魏徴]]
 
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