「シャトー・ムートン・ロートシルト」の版間の差分

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[[1855年]]の[[ボルドーワインの格付け]]は、ブドウ園のワインの当時の市価に基づいて決められていたが、シャトー・ムートン・ロートシルトはただ1つの例外となった。ムートンの市価は[[シャトー・ラフィット・ロートシルト]]と似通っていたにもかかわらず、第1級格付けからムートンは除外されたのである。当時のシャトー所有者のフィリップ・ド・ロートシルト[[男爵]]は、これを「恐ろしい不正」と評した。一般には、格付けの直前にシャトーがイギリス人に買われ、もはやフランス人の所有ではなくなっていたからだと信じられている。
 
シャトーの有力かつ強力な所有者による長年の[[ロビー活動]]の結果、[[1973年]]6月21日当時[[農業大臣]]であった[[ジャック・シラク]]がムートンに対して第1級に格付けを([[プレミエ・クリュ]])への昇格されを認める省令に署名するに至った。これは1855年の格付けを変更させた唯一の例である([[1856年]]の[[シャトー・カントメルル]]の追加を除く)。これにより、[[ラベル]]の[[標語]]も変わった。
それまでワインのラベルには{{quotation|第1級たり得ず、第2級を肯んぜず、そはムートンなり
( Premier ne puis, second ne daigne, Mouton suis. )}}とあったが、以後