「人文主義者」の版間の差分

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*16世紀初めにはイタリア・ルネサンスを代表する著作『君主論』([[ニッコロ・マキャヴェッリ|マキアベリ]])、『宮廷人』([[バルダッサーレ・カスティリオーネ|カスティリオーネ]])などが執筆された。
 
旧約・新約聖書の本文についてヘブライ語およびギリシア語原文にさかのぼっての研究も進められ、カトリック教会の公式なラテン語訳聖書とされていた[[ヴルガータ]]聖書の訳文に問題があることも知られるようになった。ギリシア語原文を読むことは聖書解釈の再検討、ひいてはカトリック批判につながるとして、{{要出典範囲|ギリシア語を学ぶこと自体が異端視される場合もあった。|[[利用者:Gakuinryou|Gakuinryou]]}}
 
人文主義者の思想には、後の[[宗教改革]]に結びつく要素も見られ、既成の権威に反抗して弾圧を受けた人物も見られる。ただし「人文主義者がカトリック思想に反発」というのは単純すぎる言い方である。人文主義者の多くは穏健な思想を持ち、ほとんどの場合カトリックの信仰を保っていた。学識によって宮廷に仕え、権力者のブレーンとして活動した人物も多かった。