「ヘルメット潜水」の版間の差分

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==硬式潜水服==
[[Image:Training with a Atmospheric Dive Suit.jpg|thumb|大気圧潜水服]]
ヘルメットを除く服がゴムや布のように変形しやすい材料で出来ているものを'''軟式潜水服'''と言い、関節は可動であるが全体として金属のように変形しない(しにくい)材料で出来ているものを'''硬式潜水服'''と言う。
 
軟式潜水服であれば水圧が服を通してかかるために浮上前に減圧の必要があるが、硬式潜水服であれば理想的には外部の水圧を受けないので、ダイバーにとって大きな負担となる減圧の必要はなくなる。
 
硬式潜水服の中でも[[大気圧潜水服]]([[:en:Atmospheric Divingdiving Suitsuit|Atmospheric diving suit]])と呼ばれる物では内部は完全な水密構造になっており、水圧の影響を受けずに常に大気圧に保たれており、実質的には服というよりも作業用の手足がついた1人乗りの小型潜水艦とも言うべき物になっている。
手足の動きが制限されるため、移動するために泳ぐことが困難であるため、背部などに移動用のモーターとスクリューを持っていることが多い。
他の潜水方式では不可能な大深度への潜水も可能で実験レベルでは深度千メートルの潜水に成功し、深度540mでの潜水作業記録がある、量産品でもカナダのNEWT SUITは300メートル以上の潜水作業が可能である。
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日本でも[[船の科学館]]に深海大気潜水服「JIM」が展示されているので実物を見ることが出来る。
 
 
*[http://www.sub-find.com/newt_suit.htm NEWT SUIT]
 
==外部リンク==
*[http://www.hds.org/ Historical Diving Society]
*[http://www.sub-find.com/newt_suit.htm NEWT SUIT]
 
[[Category:海洋学|へるめっとせんすい]]