「猿の手」の版間の差分

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その翌日、一人息子のハーバートが工場の機械に挟まれて死んだと知らせが届く。会社は賠償を認めないが、日頃の報酬として金一封200ポンドを夫妻に支払った。
 
老夫婦は息子の死を嘆き悲しんだ。そして、猿の手に「死んだ息子を返してくれ!」と願った。その夜、夫妻は家のドアを何者かがノックする音に気付く。夫人はその者を迎え入れようとしたが、不吉な気配を悟ったホワイト氏は猿の手に3つめの願い息子墓に戻す様に願った。激しいノックの音は突然途絶えた。
 
結局、ホワイト夫妻の手元には200ポンドだけが残った。