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'''松平 斉斎'''(まつだいら なりとき
1815年3月18日生まれ。初名は直貴。[[1822年]]3月、父の死により同年5月23日に家督を継いで藩主となった。しかし幼年のため、家臣の[[塩見宅共]]・[[朝日重邦]]([[朝日保定]]の子)の後見を受けた。斉貴の時代、松江藩では天保の飢饉をはじめとする天候不順や水害、さらには領内では火事など天災が相次ぐ多難の時代であった。ところが斉貴は政治に関心を示さない無能な人物で、幕府に12万両もの献金を行なった上、相撲や鷹狩などに興味を示して藩財政を極度に悪化させた。
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