「対象関係論」の版間の差分
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そのため対象と言っても、精神分析学の祖フロイトと同じく、心の中に存在している対象イメージをさしているのであり、対象関係論ではその心の中の対象イメージと自我もしくは自己の関係を研究していく事が中心となっている。
現実生活における精神的異常や行動異常はこの対象イメージの歪みや、それが悪くなっていたり、それへの執着の結果として生じると考えられているのであって、
無意識、特に内的対象に目を向けるという事で、対象関係論はアンナ・フロイトの創設した自我心理学や、サリヴァンの創設した対人関係論とは正反対の装いをしている。
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