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==事件の経緯==
[[大正]]11年（[[{{和暦|1922年]]）12}}12月30日、[[博徒]]系[[右翼団体]]・[[大和民労会]]の[[高橋組]]<ref>後の指定暴力団[[住吉会]][[住吉一家]][[浅草高橋組]]</ref>の木村某が、[[大日本国粋会]]の[[田甫一家]]（<ref>後の[[指定暴力団]]六代目[[山口組]][[国粋会]][[田甫一家]]</ref>）の[[青沼辰三郎]]（後の田甫一家五代目）が開帳していた賭場でトラブルを起こしたことが発端となっている。青沼は、[[東京市]][[浅草区]]千束町で、年忘れの賭場を開帳した。博徒系右翼団体・[[大和民労会]]の[[高橋組]]（後の指定暴力団[[住吉会]][[住吉一家]][[浅草高橋組]]）のだが、そこに木村は、青沼辰三郎の賭場にが乗り込み、んで青沼を罵倒した。、青沼辰三郎たちらは、木村を賭場の外に連れ出し、て暴行を加えた。
同年翌12月31日、に青沼辰三郎は、[[豊田吉次郎]]（青沼の親分である[[田甫一家]]四代目・[[金井米吉]]の兄弟分）の自宅にあたる[[豊田吉次郎]]を訪ねた。高橋組の木村は、青沼辰三郎が豊田吉次郎の家宅にいることを知ると、ドスを持ってた木村は、豊田宅に殴り込んだ。青沼辰三郎は、すでに豊田吉次郎の家を出ていた。木村は、豊田吉次郎の幹部・[[中島幸太郎]]をドスで斬った殺害。木村は、しかし青沼辰三郎がいないことは既に豊田宅を確認する後にしたところであり、豊田吉次郎木村の家から立ち去った。それ襲撃を知った青沼辰三郎は、単身で、浅草区新谷町の高橋組・[[高橋金次郎]]組長の自宅に、ドスを持って殴り込んだ。青沼辰三郎は、で高橋組組員と斬りあ合いになった後、高橋金次郎の自宅から逃げた。
年が改まって{{和暦|1923}}1月2日未明、高橋組の若衆約50人が、浅草・新谷町に集結。嘩仕度を整えて、日暮里町元金杉の金井宅に殴り込みをかけた。田甫一家が高橋組の殴り込みを受けたことを知った国粋会は、芝区新幸町の関東総本部で緊急会議を開催。国粋会を挙げて田甫一家に支援すると共に高橋組に直ちに報復することを決めた。1月3日午前2時過ぎに400人の国粋会員が関東総本部に集結し高橋組のある浅草に向かったが、既に大日本国粋会の動きを察知した[[警視庁]]が非常招集をかけ、愛宕・築地・北紺屋の警官300人を新橋駅・土橋・虎ノ門周辺に配置していた。このため国粋会の一党は午前3時に警官隊と遭遇して解散を命じられ、国粋会側の報復は未遂に終わった。
大正12年（[[1923年]]）1月2日未明、高橋組の若衆約50人が、浅草・新谷町に集結した。高橋組の若衆は、喧嘩仕度を整えてから、日暮里町元金杉の田甫一家四代目・金井米吉の家に殴り込みをかけた。
一方、国粋会の行動を知った民労会も[[東京市]]の会員約1万5千人に檄を飛ばし、[[下谷区]]上根岸の大和民労会本部に会員を集結<ref>この時馳せ参じた者の一人に、後に[[関根組]]組長となる[[関根賢]]がいた。</ref>。国粋会襲撃の構えを見せたものの、300人の警官隊に取り囲まれて解散を命じられ、こちらも未遂に終わっている。
同日、大日本国粋会所属の博徒は、田甫一家が高橋組の殴り込みを受けたことを知り、芝区新幸町の関東総本部で、緊急会議を開いた。会議では、大日本国粋会所属の博徒は、すぐに田甫一家に応援し、高橋組に報復することが決まった。[[警視庁]]は、大日本国粋会の動きを察知し、非常招集をかけた。愛宕、築地、北紺屋の警官300人を、新橋駅、土橋、虎ノ門周辺に配置した。
同1月末 、に[[洲崎]]・[[武部申策]]の身内・[[佐久間政雄]] とが、大日本国粋会幹事・[[小島長次郎]]（通称:'''茨城長'''） がを喧嘩 となったの末に斬殺。 佐久間政雄は、小島茨城長 次郎が斬られたことを 斬知った 。大日本国粋会系の博徒 は、小島長次郎約140人が 斬られたことを知り、日本刀や短刀を持って、洲崎の遊郭付近の広場に集 まった。人数は約140人に達した結。佐久間 政雄は 、大和民労会に 駆け込んで、助けを求め 、武装した 。大和民労会 は、員160人 を集め、日本刀や短刀を用意し、が自動車20台に分乗し て、洲崎の遊郭付近の広場に 乗りつけた移動。 大和民労会と大日本国粋会は両者斬り合いとなった。 ▼同年1月3日午前2時すぎ、大日本国粋会は、400人の会員を関東総本部に集めて、浅草に向かって出発した。
==註==
同日午前3時、大日本国粋会の博徒は、警官隊と遭遇し、解散を命じられた。大日本国粋会は、高橋組への報復を断念した。大和民労会は、大日本国粋会の行動を知り、[[東京市]]の会員約1万5千人に檄を飛ばした。[[関根賢]]（後の[[関根組]]組長）も、[[下谷区]]上根岸の大和民労会本部に駆けつけた。大和民労会は、大和民労会本部に会員を集め、大日本国粋会と戦うために進んだが、300人の警官隊に取り囲まれて、解散を命じられた。大和民労会も大日本国粋会との戦いを断念した。
<references />
▲同月末、[[洲崎]]・[[武部申策]]の身内・[[佐久間政雄]]と大日本国粋会幹事・[[小島長次郎]]（通称:'''茨城長'''）が喧嘩となった。佐久間政雄は、小島長次郎を斬った。大日本国粋会系の博徒は、小島長次郎が斬られたことを知り、日本刀や短刀を持って、洲崎の遊郭付近の広場に集まった。人数は約140人に達した。佐久間政雄は、大和民労会に駆け込んで、助けを求めた。大和民労会は、160人を集め、日本刀や短刀を用意し、自動車20台に分乗して、洲崎の遊郭付近の広場に乗りつけた。大和民労会と大日本国粋会は斬り合いとなった。
==参考文献==
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