「シーフ」の版間の差分

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また、『ウィザードリィ』が確立した要素のひとつに、上位クラスとしての'''[[忍者]]'''の存在がある。『ウィザードリィ』の忍者は、シーフより精度は落ちるものの罠の発見・解除が可能で、なおかつ重武装もでき、さらに敵の首をはねて一撃で倒すこともできるという万能クラスである。
 
忍者は初期クラスとしては選択できず、厳しい条件を満たした上でクラスチェンジ(転職)が可能になる。ただし、その条件を無視してクラスチェンジできる秘宝「[[ウィザードリィのアイテム#盗賊の短刀 Dagger of Thieves|盗賊の短刀]]」 (Dagger of Thieves) が存在し、これを使用できるのはシーフのみであった。このために、シーフを忍者にクラスチェンジするまでの下積みと見なす攻略方法が一般化した。後に、『ウィザードリィ』を強く意識したコンピュータRPG『[[ファイナルファンタジー]]』が登場するが、これに登場するシーフは敵から逃げやすいという特性を持っていたものの、活躍の機会は極めて少なく、実質上忍者になるまでの下積みと化していた。
 
このようにアジア圏では上記の伝統から忍者やアサシンが上位クラスに選ばれる事が多かったが、北米産[[オンラインゲーム]]『[[エバークエスト]]』ではローグ(シーフ)というアーキタイプ(原型職)の上にブリガンドとスワッシュバックラーという上位クラスが存在する。こちらは厳密な意味で別クラスである忍者や暗殺者と違い、あくまで略奪者と窃盗犯というシーフのイメージを厳守した互換クラスになっている。