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コンデンサ説明の修正
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[[File:OneFarad5.5Velectrolyticcapacitor.jpg|150px|thumb|静電容量1ファラドの[[電気二重層コンデンサ]]]]
 
'''ファラド'''(farad、記号:'''F''')は、[[コンデンサ]](キャパシタ、蓄電器)などの[[静電容量]]の[[物理単位|単位]]([[SI組立単位]])である。名称は[[マイケル・ファラデー]]に由来するもので、'''ファラッド'''ともいわれる。なお、同じくマイケル・ファラデーに由来する[[ファラデー (単位)|ファラデー]]という単位があるが、これは[[電荷]]の単位である。
 
1ファラドは、「1[[クーロン]](C)の[[電気量]]を充電したときに1[[ボルト]](V)の[[直流]]の[[電圧]]を生ずる2導体間の静電容量」([[計量単位令]]による)と定義される。
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となる。
 
かつて(1990年代まで)のコンデンサにとっては、静電容量として1Fというのは非常に大きい単位であり、実用的には[[ピコ|p]]Fや[[マイクロ|µ]]F製品して存在しなものであった小さな単位よく用いられた。現在では[[コンデンサ#電気二重層コンデンサ|スーパーキャパシタ]]などで4.7Fというものや、用途によっては1kFといった過去の常識からは巨大な容量を持つ素子も存在する。
ただし、このような大容量の素子は、一般の[[電子回路]]ではなく、もっぱら[[二次電池]]の代用としてバックアップ電源や、研究中のハイブリッドカーの動力用などの電力の貯蔵に使われているため、一般的な電子回路では[[ピコ|p]]Fや[[マイクロ|µ]]Fといった小さな単位がよく用いられる。
 
== 組立単位 ==