「カヌシウムの戦い」の版間の差分

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空前絶後の大敗を喫した[[カンネーの戦い]]([[紀元前216年]])の後、ローマは[[ファビウス・マクシムス]]の提案した持久戦法(徹底的にハンニバルとの交戦を避け、ハンニバルの疲弊を待つ)によってハンニバルを疲弊させようとした。ところがローマの将軍のうちマルケルスだけは、三度にわたりハンニバルから[[ノラ]]を守り抜いたり、[[紀元前210年]]に[[ヌミストロの戦い]]でハンニバルと引き分けるなど積極果敢にハンニバルに挑み続けた。一方ハンニバルは南[[イタリア]]でローマの同盟都市をローマから裏切らせるための活動を続けていた。
 
紀元前209年、ファビウスはハンニバル側に寝返った[[タレントゥム]]へと向い、ハンニバルのタレントゥム援助を防ぎつつ、大規模な[[会戦]]にならないように[[カヌシウム]]([[カンネー]]の南西の町)にて小競り合いを繰り返した(プルタルコス, 『対比列伝』「マルケルス」, 25)。ファビウスとの戦いから一晩明け、ハンニバルは次は新たに接近してきたマルケルスと戦う運びになった。
 
== 戦い ==