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[[釈迦|ブッダ]]と[[ナザレのイエス|イエス]]が、下界のバカンスを満喫しようと日本の[[東京都]][[立川市|立川]]の安[[アパートメント|アパート]](ペット禁止)の一室で「聖」(せい)という名字で暮らすという設定で描かれる日常コメディ。
 
ちなみにブッダとイエスが住む立川は、作者・中村光の姉が学生時代を過ごした場所である。中村本人は何度か遊びに訪れた程度で、あまり土地勘がないらしい<ref>宝島社「このマンガがすごい! 2009」インタビュー</ref>。
 
ちなみに[[電気グルーヴ]]×[[スチャダラパー]]に『[[聖☆おじさん]]』という曲目がある<ref>作者のHPにはスチャダラパーのオフィシャルサイトへのリンクがある。</ref>。
 
{{ネタバレ|聖☆おにいさん|スキップ=作動}}
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=== 主要人物 ===
;[[イエス・キリスト|イエス]]
:天界からバカンスのために下界の日本・立川にやってきたイエス・キリスト。何故か日本語がペラペラ。いつも茨の冠をつけており(大天使達がイエスの現在地を把握するための[[グローバル・ポジショニング・システム|GPS]]搭載、迫害対策用の防犯ブザーも搭載)、ストレスや恐怖を感じると額の[[聖痕]]から出血する。やや浪費癖があり、よくブッダに叱られている。天然ボケなところがあり、極度の乗り物酔いである。
:茨の冠には大天使達がイエスの現在地を把握するための[[グローバル・ポジショニング・システム|GPS]]と迫害対策用の防犯ブザーを搭載している。
:日本に来たからには[[秋葉原]]に行ってみたいと思っており、ブッダの計らいで実現した際には、感動のあまり涙を流しながら祈りのポーズを見せた。やや浪費癖があり、ブッダと浅草に行った時に[[新撰組]]の衣装などを衝動買いし、ブッダに叱られている
:ヒゲ、ロン毛、外国人という特徴から、[[ジョニー・デップ]]に似ていると言われることがあり、女の子をナンパした時は一番それっぽく見える顔の角度と表情と英語で応対した。また、秋葉原の[[コスプレ]]ショップで『[[パイレーツオブカリビアン]]』の[[ジャック・スパロウ]]の衣装を買おうか長時間悩んだこともある。
:ヒゲ、ロン毛、外国人という特徴から、[[ジョニー・デップ]]に似ていると言われることがある。
:実は水中で眼を開けられない程のカナヅチで、[[ヨルダン川]]で[[洗礼者ヨハネ|ヨハネ]]の洗礼を受ける時は大変な思いをした。また、船にも酔いやすく、波を止めようと海を相手にキレる事もあったという
:[[クリスマス]]を「[[サンタクロース]]が[[トナカイ]]での飛行に成功した記念日」と思っていたり、ブッダの息子ラーフラの名前の意味を「トイレ大好き」だと思っていたりと、結構天然ボケなところがある。
:テレビドラマの感想を綴った[[ウェブログ|ブログ]]を持っており、努力の末ついに念願のランキング1位の座に輝いたため、今や自分のシンボルといえば十字架ではなくノートパソコンであると思っている。
:『[[バーチャファイター]]』が好きなのだが、腕前は完全に下手の横好きレベルで、ハンデが無いとブッダにも勝てないある
:お笑いが好きでネタ帳を書き溜めており、ブッダと「パンチとロン毛」という名でコンビを勝手に結成。夢は[[M-1グランプリ]]優勝だが、オヤジギャグが基本的に多く、ブッダの仏スマイルをよく消費の原因のひとつでもあしている。
:市民プール近所サウナ極道さん入った際、たまたま隣に座ったヤクザが背中にブッダの[[刺青]]を彫っていたのを熱心な仏教徒だと勘違いして話しかけたところ、偶然にも会話が噛み合い自分もヤクザの二代目だと思われて意気投合。どこか有名な組の二代目だと勘違いされ、そのヤクザと舎弟から一目置かれていようになってしまった(一緒にいたブッダもイエスの舎弟と勘違いされ、やはり敬意を払われている)。
:[[リンゴ]]を苦手としており、食べると性格が豹変する。これは、旧約聖書においてリンゴが知恵の実がリンゴのためとされ、原罪の果実として嫌われているしていに由来すが、一度ブッダにほのめかされて食べたところ、性格が豹変した(基本的な考えは前とは変わらないが)
;[[釈迦|ブッダ]]
:イエスに誘われるまま下界の日本にやってきたブッダ。やはり日本語はペラペラ。かなりの倹約家で、イエスの浪費癖を諌める役回りだが、時々衝動買いに走る。家電製品が大好きで、これに関しては財布の紐もゆるくなりがちである。「仏の顔も三度まで」の[[諺]]の通り、彼を三度怒らせるとかなり危険なことになるらしい。徳の高い行いをしたり怒ったりすると後光が差す。イエス曰く「怒った時に敬語で話されるのが一番恐ろしい」。
:家事が得意で、暇な時は掃除や洗濯をよくする。料理も得意だが、宗教上の理由で菜食主義者である(イエスが肉を食べるのは別に咎めない)。趣味は[[シルクスクリーン]]で、2人が着ている3割の[[Tシャツ]]の文字は彼の手製である。神通力で[[地上デジタル放送|地デジ]]の電波を受信することが出来、TVは、もっぱらこの方法で視聴している。
:産まれた時から動物という動物に無条件で懐かれてきたので、一度でいいから冷たくされてみたいと思っている。
:一般的な[[福耳 (耳の形)|福耳]]のレベルを遥かに凌駕する程に[[耳たぶ]]が長い。人体で最も体温が低い箇所なので、夏場は涼を得る為に使われることもあるが、逆に冬場は痛いほどに冷くなり、不便を感じることも。その福耳はノイズキャンセラーとして利用したりしてい事も可
:髪型は一見只の[[パンチパーマ]]に見えるが、実は長い毛を神通力で一本ずつ丸めた[[螺髪]]であり、かなりの硬度を誇る。額の[[白毫]]も実は同じ様に丸まった毛で、これを押されるとかなり痛いのだが、非常に特徴的であるため外出中に子供や酔っ払いに遭遇すると高い確率で狙われる。神通力を解くと[[イエス]]が「今更世界の終末が来ちゃった」と勘違いするほど髪で周りが黒く染まる。散髪してもらうまで「いつか[[ブラックホール]]が発生するんじゃないか」と心配していたらしい。
:髪型は[[パンチパーマ]]ではなく長い毛を神通力で一本ずつ丸めた[[螺髪]]であり、かなりの硬度を誇る。神通力を解くと髪で周りが黒く染まる。
:シャワーを長時間浴びると修行で滝に打たれているかのように錯覚し、宇宙の真理が見えそうになる。イエスとは逆に泳ぎが達者で、「[[ガンジス川]]の[[ランブルフィッシュ]]」の二つ名があり、舟をこぐのも上手い。
:額の[[白毫]]も[[螺髪]]と同様に丸まった毛である。これを押されるとかなり痛いが、外出中に子供や酔っ払いに遭遇すると高い確率で狙われる。
:生前からあらゆる苦行に耐えてきており、特に[[断食]]のスペシャリスト。本気を出せば骨と皮になるまで断食が可能だが、天人達は彼が痩せる事に反対している。その影響もあってか、かなりの倹約家で、お金が戻らないタイプのコインロッカーを使用すると落ち込んでしまうほどだが、時々衝動買いに走る。
:神通力で[[地上デジタル放送|地デジ]]の電波を受信することが出来、TVは、もっぱらこの方法で視聴している。
:[[漫画喫茶]]で漫画の神様([[手塚治虫]])が描いた自分の人生の物語『[[ブッダ (漫画)|ブッダ]]』を読み、涙を流すほど感動し、全巻をまとめ買いした。以来、手塚を尊敬し、イエスがネット通販で漫画家入門セットを買ってからは自分でも4コマ漫画を描くようになり、イエスが読んだところあまりの面白さに奇跡を起こした。その内容はいわゆる「[[あるあるネタ]]」だが、天界の知識が無いと意味不明なので下界ウケはしないらしい。
:シャワーを長時間浴びると修行で滝に打たれているかのように錯覚し、宇宙の真理が見えそうになる。イエスとは逆に泳ぎが達者で、「[[ガンジス川]]の[[ランブルフィッシュ]]」の二つ名があり、舟をこぐのも上手い。
:生前からあらゆる苦行に耐えてきており、特に[[断食]]のスペシャリスト。本気を出せば骨と皮になるまで断食が可能だが、天人達は彼が痩せる事に反対している。その影響もあってかまたかなりの倹約家で、お金が戻らないタイプのコインロッカシャワーを使用す長時間浴びると落ち込ん修行滝に打たれているかのように錯覚、宇宙の真理が見えそほどだが、時々衝動買いる。
:[[漫画喫茶]]で漫画の神様([[手塚治虫]])が描いた自分の人生の物語『[[ブッダ (漫画)|ブッダ]]』を読み、涙を流すほど感動し全巻をまとめ買いした。以来、手塚を尊敬し、イエスがネット通販で漫画家入門セットを買ってからは自分でも4コマ漫画を描くようになり、イエスが読んだところった。その漫画はあまりの面白さにイエスが奇跡を起こした。すほど面白いが、その内容はいわゆる天界の「[[あるあるネタ]]」だが、天界の知識が無いと意味不明なのあるため下界ウケはしないらしい。天界のフリーペーパー「R2000」に4コマ漫画を連載中である。当初は2話目を描く事を断っていたが、梵天の姦計により連載を開始した
:自分の伝記物は映画でも漫画でもほとんど見通している。
:家電製品が大好きでそちらの方には金に糸目をつけない(ただし値切りはする)。[[携帯電話|ケータイ]]は[[DOCOMO]]派で、[[ニンテンドーDS Lite|DS Lite]]はグロスシルバー(イエスからのプレゼント)である。
:産まれた時から動物という動物に無条件で懐かれてきたので、一度でいいから冷たくされてみたいと思っている。「子犬といっしょ」を買ったが、すぐに子犬が懐くため、アンケートへ本気で受け答え、結果「野良犬といっしょ」という仏ゲー(イエス談)をゲーム会社へ間接的に作らせた。
:天界のフリーペーパーに4コマ漫画を連載中でもある。当初は2話目を描く事を断っていたが、梵天の姦計により連載を開始した。
 
=== 下界の住人 ===
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:2人が住んでいる安アパートの大家さん。パーマをかけ、カバンの中にお菓子を入れ、思った事を遠慮無く口に出すなど、[[ステレオタイプ]]のオバちゃん。イエスの誕生日を祝いに来た大天使達を追い出すほどの肝っ玉の持ち主。自分のことを「まちゅだ」と呼ぶ。ブッダとイエスが借りている部屋の周囲に動物が集まるので、2人が餌付けをしているのではないかと疑っている。外国人であるブッダとイエスの入居に最初は難色を示していたが、大天使の降臨はともかく部屋をきれいに使ってくれていることへは感謝しており、車が必要になったら貸してやるという温情も見せる。少なくとも2人の孫(中学生と小学生)がいる。
;知り合いの極道さん
:本名不明。背中にお釈迦様の刺青を入れたヤクザ。市民プールのサウナでイエス達と知り合い、彼を有名な組の二代目と勘違いしている。網走に7年間収監されていた過去を持ち、お互い国家による刑罰を受けた点でイエスへ共感。「二代目」、または「3日[[脱獄|柵越え]]の聖」の兄貴と呼び慕い、イエスのためには自らが殺人の罪を被る事も辞さない覚悟を見せている。縁日で舎弟達と[[的屋]]を営む事も。妻子持ちで奥さんは静子、小学生の娘は愛子といい、愛子はイエスやブッダと町内会のフルーツ狩りに行って以来ブッダへ懐いている。愛子の将来について、イエスから聞いた[[サロメ]]の話が原因で「[[カタギ]]の世界に行って欲しい」と嘆いていた。
;おもちゃ屋の店長
:イエスがバイトをしているおもちゃ屋『ことりや』の店長。イエスの事を「イエスちゃん」と呼び親しくしているが、ブッダの事は知らない。イエスがブッダの誕生日に渡す予定のバースデーカードに書いた、『[[唯我独尊|天上天下唯我独尊]]』を見てブッダの事を[[暴走族]]と勘違いしてしまういる
;小学生
:ブッダの額にある白毫を「ボタン」扱いし、ブッダを見ると絶対にそれを押しに襲い掛かる。一部の小学生は「十連打」しようとする。ブッダのことを「''ボタン星人''」と言っている。一部の小学生は「十連打」しようとする。
 
=== 天界の住人 ===
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: 姿を現す時は鳩の形で現れるが普通に喋るため、すぐにわかる。鳩の姿で現れるのは、イエスの洗礼の際に心配して現れた時の姿としているが、実際の聖書の記載では、鳩の姿で現れたのは[[聖霊]]であり、父なる神は声で呼びかけたのみ。
; [[ミカエル]]
: 天界でイエスに付き従う天使達の中でも位の高い[[大天使]]の一人。[[ウリエル]]、[[ラファエル]]、[[ガブリエル]]と合わせて四大天使とも呼ばれ、彼はその中でもリーダー格。ウェーブのかかった長髪の[[イケメン]]で、下界に来ている時は[[ジャニーズ事務所|ジャニーズ]]アイドルと間違えられた。実際歌詞に[[智天使|自分]]が登場する『[[交響曲第9番 (ベートーヴェン)|第九]]』(単行本では[[メサイア (ヘンデル)|メサイア]]に変更されている)にアイドルっぽいダンスの振り付けを定めている。猫好きで、イエスに猫の写メールを送ってもらって喜んだ事もある。何故か四六時中テンションが高い。カラオケで熱唱などしてテンションが最高潮に達すると、うっかり[[最後の審判|世界終末]]を迎える合図のラッパを吹いて最後を締めようとする悪癖があるが、その度にウリエルに止められている。
; [[ウリエル]]
: ミカエルと同じく天界でイエスに付き従う大天使で、四大天使の一人。「破壊天使」とも呼ばれ、イエスの頭の茨の冠に内蔵されたブザーが鳴らされた時にはイエスを守るためにすぐさま飛んでいき、手に持った剣でイエスを迫害した対象を[[ウリエル #『ペトロの黙示録』でのウリエル|断罪]]する。作中では、イエスが知らずに直接食べてダメージを受けた[[わさび]]を断罪しようとした (その前の納豆ではイエスが呪おうとしただけなのでウリエルは関係していない)。その様子を見たブッダ曰く「起きて、イエス!君の[[セコム]]超恐い!」とのこと。基本的にウリエル本人は感情を顔に出さずに常に[[ポーカーフェイス]]だが、断罪時には怒りの感情をあらわにする。周囲の雰囲気を読むという事を知らず、本人に悪気は無いが余計な発言でその[[場の空気]]すらも破壊する性質を持つ。
: テンションがあがる度に世界を滅ぼしかけるミカエルを、都度止めている。
; [[ラファエル]]
: 四大天使の一人。ストレートの長髪を持つ「癒しの天使」である。しかし、温泉宿ではマッサージチェアに自身が癒され、他の大天使達にネタにされていた。また、帰りの電車内においては、網棚の上で雑誌を読むなどのはっちゃけぶりをみせる。
; [[ガブリエル]]
: 四大天使の一人。ウェーブのかかったショートヘアーで、4人の中では一番幼い外見を持つ。
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; [[ペトロ]]
: イエスの弟子([[使徒]])の一人の漁師。通称ぺとろん。ブッダが散髪した際に出た大量の髪を魚を獲る網として使用した。面白い話を沢山知っているらしいが、師であるはずのイエスすらネタにすると言うとんでもない人物。もっともイエスの取り巻きはテンションが高く、ノリの良い人物ばかりなので、イエス自身もそれを特に気にしている様子はない。
: 作中では暑さを紛らわすために電話越しに怪談を披露したが、その実イエスをネタにした漫談であり、あまりの無礼講ぶりにブッダを慄かせた。オンラインゲームの「デーモンハンター」にてペトロン(イエスの携帯に登録されている仇名でもある)と言う名で参加し、イエス(いえっさ)と共にいるが、深夜だとイエスがピンチにも関わらず[[寝オチ]]してしまうマイペースぶりを持つ。ゲーム内の姿は全身を鎧に包んだ姿をしてる装備である。
: あまりにも(悪ノリ含め)ノリが良すぎるのでブッダからは「いつウリエルさんに灰にされてもおかしくないよね」と言われている。
; [[アンデレ]]
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==== ブッダの関係 ====
; [[阿難|アナンダ]]
: ブッダの一番弟子。純粋で明るい少年として描かれており、当然だがブッダのことを崇めている。一度天界で彼と[[漫才]]に挑戦したところ、[[ボケ]]たブッダに「素晴らしいお言葉です!」と涙を流して喜ぶため、漫才が漫才として成り立たず、ブッダを「それじゃ[[オリエンタルラジオ|オリラジ]]みたいだら…」と言て嘆かせた。普段は、天界にあるブッダの家の近くで地面から浮く修行をしている。ブッダの描いた4コマ漫画の主人公にされたことをとても喜んでおり、梵天が作った超無茶振り&ハードルガン上げ予告の取材も受けている。実はとても[[ハンサム]]でさわやかな顔をしている。そのため、女性と目があっただけでその女性を虜にしてしまうが、大抵の女性は彼のブッダへのあまりの献身ぶりに引くと言う(ブッダも正直引いている)。
; [[スジャータ]]
: かつてブッダが苦行に勤しんでいた時、乳がゆを与えた女性。その際、ブッダがあまりの空腹状態にあったためものすごい勢いで完食したのを乳がゆが大好きなのだと勘違いし、現在まで何世紀にも渡り乳がゆのレトルトをお中元で贈っている。実の所ブッダは乳がゆの匂いが苦手であり、ほとんど食べていないのだが、彼女の厚意を慮って現代へ至るまで断れずにいる。
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: ブッダの妻。ブッダ共々出家した身だが、バレンタインデーにチョコを贈ろうとしてブッダから必死で断られているものの、天人を使ってかなり強引にチョコを渡している。ホワイトデーにはブッダからティラミスとダイエット成功の記録を贈られた。
; [[羅睺羅|ラーフラ]]
: ブッダの息子。その名前は「障害」の意を持つ。目上の人の所に泊まって寝る時は、主人に遠慮してトイレで寝てしまう癖があるという
; [[梵天]]
: 仏法の守護神であり、ブッダが悟りを開いた時にその悟りを人々へ語るように説得した。根っからの[[プロデューサー]]気質であり、今度はブッダを漫画家として育てようと目論んでいる。しかし一度事を始めると''極めるまでやらせる''タイプなので、その押しの強さにブッダ自身は困惑している。聖人を対象にした情報マガジン「R2000」というフリーペーパー雑誌を作っていて、ブッダの4コマ漫画を雑誌に載せるため、ブッダを説得に現れた。濃い眉系の顔をしているため、下界に来た所をイエスに一瞬[[押し売り]]と間違われた事がある。くじ引きの際に運を操作し、温泉旅行などを(あくまで原稿のためのではあるが)プレゼントしていた。
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: 『[[マリオカート]]』のビギナーズラックで松田さんを圧倒した。
; [[魔羅|マーラ]]
: ブッダが悟りを開くために菩提樹の下で禅定に入った時に、瞑想を妨げようと現れたとされる魔神。だがブッダがあまりにも相手をしないことから執拗に精神攻撃をしかけるので、ブッダにとってはいじめっ子的存在であり、いわゆる「かまってちゃん」でもある。最近は笑いを取りに来るので、彼とのやりとりでブッダの笑いの沸点は上がったらしい。休暇中のブッダにもスパムメールを送っており、何とかしてブッダの興味を引こうとする。一緒にやる人も居ないのに先に[[Wii]]を買ったのを自慢したり、ブッダの漫画に対抗して漫画を描いた際には、[[スクリーントーン]]を知らなかったために点描で濃淡を表現したりなど、あまりの悲しさにブッダとイエスが号泣するエピソードも多い。害を与える悪魔として、別の意味で精神的攻撃をしている。映画館では携帯電話の電源までちゃんと切るなど、悪魔の割に公共のマナーは完璧に守り、映画館では携帯電話の電源を切ほど。気を抜いめ、ブッダも映画館では襲わな気を抜ている
: 作中では「大象に乗って千本の腕に千の武器を持つ」姿ではなく、人頭蛇身の[[ナーガ]]に近い姿をしている。
; [[提婆達多|ディーバダッタ]]
: ブッダの弟子(作中では[[アルバイト|バイト]]として扱われている)だったが、巨象をけしかけ、毒を塗った爪で襲い掛かり、他のバイトを引き抜いて独立しようとした人物。その違背行動から非常にがっかりながっかり度を示す「[[イスカリオテのユダ|ユダ]]級」を超えるがっかり度を持つ名称がとして「ディーバダッタ級」と言わが用いられるほど。
 
== 用語解説 ==
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: ブッダとイエスの2人を指しての呼称。作中でこう呼ばれてはおらず、専らあらすじ紹介や宣伝の中での呼称である。
{{ネタバレ終了|聖☆おにいさん}}
 
== その他 ==
ちなみにブッダとイエスが住む立川は、作者・中村光の姉が学生時代を過ごした場所である。中村本人は何度か遊びに訪れた程度で、あまり土地勘がないらしい<ref>宝島社「このマンガがすごい! 2009」インタビュー</ref>。
 
ちなみに[[電気グルーヴ]]×[[スチャダラパー]]に『[[聖☆おじさん]]』という曲目がある<ref>作者のHPにはスチャダラパーのオフィシャルサイトへのリンクがある。</ref>。
 
== 所収 ==