「ライズボール」の版間の差分

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'''ライズボール'''は、[[ソフトボール]]特有の[[変化球]]で[[打者]]の手元で浮き上がるように変化するボール。[[野球]]のように高い[[マウンド]]から投げ下ろすのではなく、平地でしかも[[腰]]から下のリリースと相まって打者の手元で浮き上がるように感じる。<br>実際にボールが浮き上がる事は無いが極めて強い上向きの回転がかけられているので、重力に逆らってフワッと延びてくる。そのため打者は[[速球|ストレートボール]]と思って打ちに出るとボールの下を空振りさせられるか、芯を外され凡フライに打ち取られる。 ただ、このボールも狙い打ちされると長打になりやすい欠点もある。[[回転]]をつけるために[[球速]]がやや落ちるのと上向きの回転がかかっているので、[[バット]]の芯に当たると軽く遠くへはじかれる。
 
野球においても[[アンダースロー]]であれば、ライズボールの応用で特有の浮き上がるような感覚のボールを投げることは可能であるが、ソフトボールと比べてボールのサイズが小さいため回転から十分な空力が得られないことと、マウンドから[[ホームベース]]までの距離が長い分失速しやすいことから、打者に対しては浮き上がるかのような錯覚を与えるものの、最終的には落ちる軌道となる。