「ジェネシス (探査機)」の版間の差分

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== 概要 ==
ジェネシスはNASA[[ジェット推進研究所]] (JPL) が2億6000万ドルの予算をかけて開発した。設計、建造は[[ロッキード・マーティン]]社が行った。
 
[[ラグランジュ点]] (L1)で、4枚の太陽風サンプル収集アレイを展開して、2年3ヶ月間太陽風のサンプルを採取した後、地球へ帰還し、サンプル回収カプセルを突入させた。なお、衛星本体は地球を通過して太陽周回軌道へ入った。
 
[[ファイル:Genesis crash site scenery.jpg|left|thumb|ユタ砂漠に激突したジェネシス探査機]]
計画では、回収カプセルの[[パラシュート]]が開き十分減速された後、映画などで[[スタント]]飛行を行う専門のパイロットが操縦する[[ヘリコプター]]が、機体に取り付けたフックで、パラシュートを引っかけて回収するはずだったが、実際にはパラシュートが開かずに、300km/hで地面に激突した。
パラシュートが開かなかった原因は、設計図のミスでパラシュート起動用のスイッチが逆さまに設置されていたためであったと確認された。
 
[[2004年]]9月現在、試料の受けた損傷を分析しているが、大部分のデータは破壊されてはいないだろうと予想されている。